Lv0038【変則コール・カレンダー・スプレッド/1811SQ通過】+12,000円

2018.11.09(金)02:15 変則コール・カレンダー・スプレッド エントリー


10月早々から始まったマーケットの大混乱も、今週になってようやくVIXが3日連続で20ポイントを下回っていることから終息宣言。今日は東京市場から静かなマーケットが続いている。昨日は米中間選挙を通過し、まもなくミニFOMCも通過。明朝は11SQも通過する。日米決算ピークも通過した。もはや今月はノーイベント。

それにしても適当なトレードでも何とかなる相場も終わりに近づいてきた感じ。これからはいつも通り精度の高いオプショントレードをやっていかないと痛い目に遭いそうだ。月も新たに11月に入ったことだし、今回の波乱で雑になった感覚を戻し、ギルドの訓え通りのトレードをしっかりと実行していきたい。

 


IVも剥げも盛りもなく小動き。

 



今回のポジションは、コール・カレンダー・スプレッドをエントリーした。

 


時間的影響を排除したスマイル。SQ日は期近のオプションに売需要があり、ザラ場から週明けにかけてIVが落ちる傾向があるのは以前のレポートでも書いたとおりだが、今回の注目は期近となった12月ギリは来月のNFPまでノーイベントということ。ノーイベントの期近IVは期先IVよりずっと低く推移する傾向がある。

 

上記の画像、時間的影響を排除したスマイルカーブを確認すると、現時点では期近IVと期先IVのスマイルカーブは重なっており、本当に先の傾向が当てはまるのなら、期近の黄色いスマイルは期先の青い線の下側に今後移動してくるはずだ。つまり期近が更に剥げるか、期先がここから盛るか、またはその両方か。

 

またマーケットが大混乱した直後の価格形成は、レンジ相場を形成し徐々に収れんしていく、という流れが一般的であるから、そうなると当然ボラティリテイも小さくなり、IVもジワジワと低下していく。今回もこのパターンになると読んで、コール・カレンダー・スプレッドをエントリーした。

 

いずれにせよカレンダー系は限月間IVのサヤ取りなので、相対してポジションの都合が良い方に動けばよい。もちろん未だナントカショックの半ばであった際は、このポジションではウマくないので何かしらの対応をしなければならない。あくまでマーケットの平穏を望むポジションだ。

 

ちなみに今回は、期近-2:期先+1で組んでいるので「」コール・カレンダー・スプレッドとなる。自分の場合はこのような「」でカレンダーやリバース・カレンダーを組むことが多い。今回は限月間のサヤが十分に広がっているところからのエントリーではないので、デイトレレベルで即結果につながることはない。カレンダー・スプレッドはガンマが小さく多少の値幅には強いが、熟成までに時間のかかるスプレッドなので、個人的にはあまり好きではない。

 

またプット・カレンダー・スプレッドとは異なり、コールで組むカレンダー・スプレッドは即死ポジションではないが、マーケットの急変で半殺しは十分にあり得る。即死ではなく半殺しというのは、逃げる時間は「たぶん」ある、という意味だが、9.11のようにそもそも場が開いていない時の突発事案では逃げるも何も、どうしようもない。この場合は状況次第で即死するかもしれない。こればかりは運だ。

 

なぜか謎にコール売り安全神話があるようだが、それは全くの誤解。上であれ下であれ相場が行くところまで逝けば(行けば)、プットもコールも表裏一体なので関係ない。だってBS式を筆頭にオプション理論価格を求める多くの式は正規分布を使っているので、原資産価格Sが1000円下落するのも1000円上昇するのも同じ確率なんだもの。価格形成が正規分布であるはずがないのは明らかだが、それを言ってもしかたがない。とにかく、コールであってもプットであっても売玉の枚数が買玉より多ければ、常に一発破滅の可能性はあるのだ。わたしは3.11の暴落中にみるみるプレミアムが跳ね上がるコールを売って、吹き飛んだ生き証人。

 

それと、-1:+1で組まれたカレンダー・スプレッドのベガとセータはプラスになる。ガンマは大体ニュートラルだがプラスになることもある。ポジティブ・ガンマとベガのスプレッドなので、一方的な価格変動とボラティリティの増大、更にはセータプラスなので時間経過をも味方につけている最強スプレッド……ではない。

 

カレンダー・スプレッドがガンマ・セータ・ベガ、全てプラスの最強スプレッドとは、これまた全くの誤解。カレンダー・スプレッドの見かけの合成グリークスに騙されてはいけない。もちろん優秀なスプレッドなのだが、さすがにそこまで都合よくはいかない。セータがプラスなのはその通りなのだが、ガンマとベガは実質ネガティブだ。。理由は詳しく以下のレポートで書いているので参考にしていただければと思う。

Lv0037【カバード・プット/回転リレー米中間選挙2018(後編)】+267,000円
中編の続き…… 2018.11.05(月) 14:25 経過 週明けの東京市場。ザラ場の値幅は200円程度と周囲の様子を伺いながらレンジ内を往復。今週は米中間選挙という超ビッグイベントを控えている。水曜日の東京市場寄り付き頃...

とにかく重要なのは、IVの変動の大きさは 期近>期先、ということ。と、

 

 

14:35 経過


まもなく東京市場の大引け。1811SQ値は22,469.47で決まった。先月1810SQ値は22,313.75だったので、まるで何もなかったかのようにほぼ変わらず同じSQ値。この一か月の間にどんだけのドラマが作られたと思っているのか。そしてIVは東京市場のオープンから剥げ推移。ランチタイムに急落していく場面もあったが、IVは反応しなかった。警戒感は全くない。

 


時間的影響を排除したスマイル。カレンダー系スプレッドの時は参考にこの画像を掲示しようと思う。昨晩の変則コール・カレンダー・スプレッドのエントリー時の時間的影響を排除したスマイルと比較していただきたい。ほんの12h経過した程度だがそれぞれの限月のIVがどのように変化したかお分かりだろうか。この変化がカレンダー系の損益の源泉となる。スプレッドに含み益が乗っているということは、ポジションにとって良い方向に変化しているということ。

 


NSもポジションはホールドで週越えします。

 

2018.11.12(月) 15:10 経過


週が明けた東京市場。金曜のNYタイムに22000円割れが目前に迫る局面があった。

 



金曜日のNSが微盛り推移だったが、今日のザラ場は微剥げ推移。プットの剥げが強いようだ。時間的影響を排除したスマイルでもプットの離れ方が大きい。

 


ポジションはホールド。もし22000円が割れたら盛り始めそうなので、コール売りを追加するなりミニ売りを入れるなりしてデルタショートを追加して調整したいところ。自分の場合はだいたい評価益が乗っているうちにスプレッドを解消し仕切り直すと思う。先物が上昇する分にはほうっておこう。

 

2018.11.13(火) 01:25 経過


NSは寄り付きから怪しい雰囲気が漂っていたが、NYタイムに入り下落が加速、22000円はあっさりと割れてしまった。特にナスダックの下落がキツい。相場は二番底を試しに行く展開。

 



コールを中心に盛ってきている。しかしプットの反応は薄い。22000円割れでプットはもっと盛ると思っていたが、そうではないらしい。

 



ポジションを取った22500円から既に650円以上も下落しているが、無調整で未だに含み益を維持しているとは驚くべき耐性のカレンダー・スプレッド。しかしここはそろそろ潮時かもしれない。ここからロングスプレッドに組み替えるべきか、一旦ポジションをスクエアにして冷静に判断したい。板状況を見ながら返済タイミングを計るとしよう。

 

01:40 全決済

1901C24000@+3枚 110.00円 → 返済 46.00円 (-192,000)
1812C24000@-6枚 48.00円 → 返済14.00円 (+204,000円)
合計損益 +12,000円

全返済完了。小さい利益だったが、。できれば長くホールドしたいと思っていたが、良いトレードができたと思う。これで良いのだ。このような取引をコツコツと積み上げていきたい。

コール・カレンダー・スプレッド
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【日経225オプション】専業トレーダー。Extremistan に生息するユキヒョウ、好物はクズOP。2005年にFXデビュー後、2010年からオプションをメインにトレード。3.11で吹き飛んだことを切欠に、とある天才プロ集団であるクローズドギルドで勉強させてもらえることに。以来、戦友たちと切磋琢磨しつつ【ギルドの訓え】を身に付けるべく実践し、真剣に日々の取引を積み上げています。本サイトの開設は2018.07。

[Nikkei 225 option] trader. Snow leopard living in Extremistan, favorite is garbage OP. After FX debut in 2005, we trade the option to main from 2010. By noticing what we blew up in 3.11 we decided to study at a closed guild, a genius professional group. Since then, practicing to acquire [Guild's lesson] while practicing hardly with the fellows, we are accumulating daily transactions seriously. The opening of this site is 2018.07. TOKYO, JAPAN.

[Monthly profit and loss]

2019.02 +330,000 JPY
2019.01 +474,000 JPY
2018.12 +1,735,000 JPY
2018.11 +371,000 JPY
2018.10 +1,947,000 JPY
2018.09 +201,000 JPY
2018.08 +556,500 JPY

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ゑもんレポート【日経225オプション取引編】
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