Lv0039【コール・バック・スプレッド/二番底を狙う】+92,000円

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“勝っている時こそ、ミス、過剰売買、過剰建玉、規則違反、あるいは、さも大胆さが必要であるかのような行動を取っていないか、疑ってかからなければならない”≪マーク・ダグラス≫

 

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2018.11.22(木)01:55 コール・バック・スプレッド エントリー

昨晩のNYタイムは大幅に下落し、ダウは一時-600ドルを超えた。しかし本日の日経平均は堅調とチグハグで未だ不安定な相場が続いている。今のところは昨日安値から500円程反発してきてはいるが、日足で見ると徐々に上値を切り下げており、二番底を探る展開に見える。


昨日の米株の大幅下落を受けてVIXは20ポイントを回復してしまった。NS寄り付きからNYオープンまではコールが上げ盛りしていたが、今は前日比付近まで落ちている。

 



一週間ぶりのトレード。昨晩のNYタイムに21200円割れまで売り込まれた反動で押し目もなく500円程反発してきた日経先物は、そろそろ下げターンと見込んでデルタ・ニュートラルでコール・バック・スプレッドを組んだ。二番底を狙いに行く相場を取るポジションだ。

 

スマイルカーブを観察して、ATMが盛っておりFOTMが剥げていて(要するにskewが寝ていて)先物の水準とスプレッドとの相性が良ければ、それは三対二の法則でバック・スプレッドを組むチャンスになるかもしれない。

 

このレポートでは、(なんなら教科書とは真逆の)「」を何度も繰り返し書いてきている。バック・スプレッドに関しても繰り返しになるが、ATMの売玉がOTMへと離れていかないと評価益となるのは厳しいだろう。

 

つまりプットで組まれたバック・スプレッドは、先物が上昇した方がスプレッドにとって好都合ということになる。これは「」が関係していることも繰り返し書いてきた。一般的な相場では先物が上昇するとプットは盛り、コールは剥げる。つまりskewが立つ。「skewの立ち」を取りに行くのがバック・スプレッド、逆に「skewの寝」を取りに行くのが逆符号のレシオ・スプレッド。

 

バック・スプレッドに関しては、こちらのレポートで詳しくシミュレーションしているので合わせてご覧いただければと思う。

Lv0034【プット・バック・スプレッド/NSデイトレ・米中間選挙2018開票速報ザラ場直撃イベント】+50,000円(スマイルキャッチャーシミュレーション)
「イベントプレイ」と言えば「プット・バック・スプレッド」。古典的ではあるが、オプションを使った「ボラティリティ・トレード」の鉄板ともいえる技を見ていこう。 2018.11.06(火)19:15 プット・バック・スプレッドのエントリー(シミュレーション) ちょうどギルド集会所(skype)で話が出たので、...【つづきを読む】

 

今回はコールで組んだバック・スプレッドなので、先物は下落してくれた方が好都合で、「」を期待していることになる。だから先物はレンジ上限など下落に転じると思われる水準かつ、レンジを上抜けるとコールが盛り始めると考えられるケースで組むのが最適だ。

 

現在の相場では22000円手前がレジスタンスとなっているので、コール・バック・スプレッドを組むにはそう悪くはないタイミングではないだろか。先物が下げればスプレッドには難なく利益が乗るが、思惑に反し先物が上げてもC盛りで損失は軽微、あわよくばWINとなるかも、ということ。

 

またコール・バック・スプレッドはいつものアレ、操作性と安定感が秀逸すぎるスプレッド、プロテクティブ・コールと兄弟のようなもの。買いレッグはどちらもOTM~FOTMのコール、売りレッグは前者はコールを売り、後者は先物を売る。

 

スプレッドを組む最適な先物水準はどちらも同じなので、そのときATMが盛っていればコールを売り、剥げていれば無駄に安いオプションを売っても優位性はないので、先物を売れば良いと思う。

 

ただ先物はデルタ値しか持っていないので、先物を売った場合の(プロテクティブ・コールの)合成グリークスは、当然ながらコール・バック・スプレッドより攻撃的なものになる。一方コール・バック・スプレッドの場合は買玉のグリークスを売玉で一部相殺するのでマイルドな合成グリークスに仕上がる。どちらのスプレッドをチョイスするか、トレーダーの好みで別れるだろう。

 

それにしても、。このような十数枚のショッポいポジションの枚数ですら苦労するのだから、複数セットを組む場合は更に厳しいだろう。

 

10:15 経過


昨晩のダウは引けにかけて失速。1%近くあったプラス圏を全て溶かしたことで東京市場は下窓でスタート。前日比と同レベルまで沈んでいる。今晩の米国は休場だが、東京市場も三連休前で動きづらいタイミングではある。

 


ATM~両OTMが落ち、FOTMは盛り残るスマイル。

 



今のところ先物は思惑通りに下落で推移し、IVも売玉のATM~OTMが剥げ、買玉のFOTMが盛り残っているのでコール・バック・スプレッドにとって都合が良い展開。スプレッドには評価益が乗ってきた。

2018.11.26(月)14:00 経過


三連休明けの東京市場。米株が連日軟調に推移する中、週末に2025年の大阪万博が決まり東京市場寄り付き後に金曜CME引けから270円程急騰する場面があった。その後は高値でもみ合う展開。

 


IVは1%以下の小動き。東京時間だけでは何とも言えない。

 



ポジションの評価は悪化。まだ何とも言えないのでとりあえずホールド。

2018.11.27(火)14:00 経過


本日の東京市場は米株の流れを受けて22000円に乗せて始まるも反落、後場に入り再び22000円を伺う展開。

 


先物は22000円を挟んだ小動きだがIVは全盛り。動きが出てくる前兆盛りのようにも見える。

 



IVが全盛りしていることでポジションの評価は改善。22000円乗せで盛り始めるという読みは、的外れではないようだ。今晩のNYタイムに先物が上昇してくるようなら、プロテクティブ・コールの先物上昇時と同じ対応でミニ売りを当ててデルタ調整の予定。

 

16:40 コール・バック・スプレッド全返済



え?はっ?!ちょー!何が起きたのかわからないが、NSオープン直後に200円以上の急騰。この機を逃さず全返済。

 

1812C23500@+14枚 13.00円 → 返済31.35円 ( +257,000円)
1812C21750@-1枚 415.00円 → 返済580.00円 (-165,000円)
合計損益 +92,000円

 

オプション取引ならではの結末。まさか今回のコール・バック・スプレッドが先物上昇で取れると思っていなかっただけに、非常にラッキーだった。本当に相場は何が起こるかわからない。

 

買レッグ1812C23500@14枚を全返済した後に、売レッグ1812C21750@1枚の返済注文を出したが、CBが付き即約定しなかった。CBが解除される間に先物は反落し、結果的に有利に返済できたのもラッキーだった。

 

追記/急騰の原因は以下の要人発言

■中国外務省報道官:トランプ米大統領と習近平・中国国家主席との間で貿易に関し、相互に利益のある条件で合意に達していると発言