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Lv0075【プット・バック・スプレッドとミニ売り、オプション戦略を駆使して下落相場を凌ぐ】+305,000円

 
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プット・バック・スプレッド
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今回のストーリーは「」を軸に、

と、オプション玉の出し入れによって合成ポジションが変化していく、軽い操作系のレポートを書くことができた。

 

基本的にわたしの場合は特定のスプレッドを組んで・閉じる(全返済して一旦完結させる)、いわゆる単発スプレッドが多い。今回のように玉の組み換えをガチャガチャとするとき、大抵は当初の思惑を外しウマくいっていないとき。

 

言ってしまえば、外れたアテをリカバーしようとジタバタしているということ。今回のように結果的にウマく立ち回ることができる場合もあるが、かえって傷口を広げることもある。良くも悪くもオプション取引の参考にしていただければと思う。

 

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2019.05.28(火)23:35 プロテクティブ・コール NYタイム午前

 

■L75-h01-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h01-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨日から今日の日中まで完全に無風だった日経平均先物。NSに入り少し微妙な雰囲気に変わってきたようだ。NYタイムがオープンして1時間ほど経過し一時プラス140ドルあったダウは上げ幅縮小。「」をエントリーしておこう。

 

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2019.05.29(水)09:25 プット・バック・スプレッド 東京市場オープン

 

■L75-h02-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h02-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

水曜日の東京市場がオープン。日経平均先物は21000円を割れてきた。昨晩のダウは-240ドルのー1%、VIXは17.50ポイント。

 

。ホールド中の「」に、「」を追加。今のところ寝ているプットの(skewの)立ち上がりを取りに行きます。NSには立ってくるのではないだろうか。

 

」 + 「」の合成スプレッドを再分解すると、FOTMの「」 + NTM(ニア・ザ・マネー)の「」とも言える。

 

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2019.05.29(水)23:25 NYタイム午前

 

■L75-h03-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h03-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NYがオープンして1時間経過したがNSはオープンから動きが止まり、プット・コール共にIV急落。日経平均先物の方向性は間違えていないと思うが、どうやらボラティリティの読みが甘かったようだ。これから動きが出てくるのかもしれないが、読みが外れたのは事実。

 

賞味期限が切れる前に「」+「」を外していこう。

 

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2019.05.29(水)23:45 ミニ売り NYタイム午前

 

■L75-h04-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h04-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

」+「」を解体し、ポジションは「」のみとなった。ここからNYタイムの動向を見ながら再度スプレッドを組み直していこう。

 

1906P20500 @-1qty 150.00 JPY -> close 160.00 JPY (-10,000 JPY)

1906P22000 @+5qty 28.00 JPY -> close 13.00 JPY (-75,000 JPY)

1906P19000 @+8qty 15.00 JPY -> close 15.00 JPY (+0 JPY)

This profit and loss -85,000 JPY

Total profit and loss -85,000 JPY

 

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2019.05.30(木)01:00 カバード・プット NYランチタイム

 

■L75-h06-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h06-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

上のIV推移の画像の通り、先にロング・スプレッドを解体した直後にIVは急反発し全戻し。タイミングが合わずボラティリティの波から振り落とされた。全く乗れない。うーむ。

 

ダウは一旦の「」っぽいブン投げが入ると急落し、25000円割れの-400ドル-1.5%超まで突っ込んだ。VIXは18ポイント後半まで上昇。「」っぽい、というのは「」したから。

 

・「セリングクライマックス」を検知

 

日経平均先物もダウの「」っぽい動きに連動しドカッと急落。前号のレポートにも書いたが、「」の裏付けとして、日経平均先物の安値更新局面からプットIVが再び剥げ始めている。過信はできないが、オプション取引で使う短期的な時間軸ではかなり精度が高い。これを通称「」。

 

ポジションはホールド中の「」に、盛り直したプット売玉を追加して「」へ。オプション・ショートに転じます。

 

前号のレポートも合わせて参考にしていただければと思う。

そこで精度を高める、ちょっとした「コツやテクニック」を一つ。

 

それは「日経平均先物が新安値を更新しそう、もしくは更新していく局面にもかかわらず」、という条件を付加して「プットが盛りのピークを付け剥げ始めたとき」を観察するというものだ。

 

ようするに「先物とプットIVの逆行」だ。先物が新安値を付けるか付けないかというときに、盛ってきたプットが剥げ始めるという逆行が見られたとき、既に「」は終わった可能性がある。

Lv0074【カバード・プットの鉄板エントリーのタイミングとは?精度を高めるコツやテクニック】+177,000 JPY
2018年の年末までレポート内で「いつものアレ」というと「プロテクティブ・コール」のこと……

 

2019.05.30(木)15:00 東京市場クローズ

 

■L75-h07-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h07-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

今日の東京市場は小動きのままクローズ。ポジションは「」をホールド。

 

2019.05.31(金)14:20 東京市場午後

 

■L75-h08-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h08-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩のNY市場は静かだったが、東京市場オープン前にメキシコに対する関税のトランプツイートが伝わると雰囲気は一転。寄り付き下窓でスタートし、この時間になって前場の安値を更新してきている。

 

ドル円は119円割れ、落ち着いていた米長期金利も低下し債券高、IVもしっかり上昇してきている。いろいろ怪しい雰囲気なので、ここでプット売玉は外してしまおう。

 

2019.05.31(金)14:20 プット売返済

 

■L75-h09-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h09-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

プット売玉を返済し、ポジションは再びのみに。このマーケットの流れはNSも続くのか、様子を見ていこう。

 

1906P20000 @-3qty 105.00 JPY -> close 115.00 JPY (-30,000 JPY)

This profit and loss -30,000 JPY

Total profit and loss -115,000 JPY

 

2019.05.31(金)14:55 プット裸買い 東京市場クローズ

 

■L75-h010-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h010-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

いやーこれは「」きてるかもしれない。5月最後の日にこれだ。

 

NSのFOTMプットの吹き上がりに備えて、いまだ反応していないFOTMプットを裸買い。ポジションは「」+「」。スプレッドではなく、デルタ・ショート+FOTMプットのボラ買いのポジション。

 

」を入れるのがこの場合の正しい対応だと思うが、売玉はあえて入れずにFOTMプット買いのみ建玉。軽く勝負ポジションっぽくなってしまった。

 

2019.05.31(金)21:35 欧州市場午後

 

■L75-h011-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h011-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NSは寄りから一段安。ポジションは「」+「」をホールド。あと1時間ほどでNY市場がオープンするが、様子を見ながら状況次第でポジションをイジっていこう。VIXは19ポイント台に乗せてきた。

 

・プット・バック・スプレッド成功の形

 

■L75-h011-03プット・バック・スプレッド」大勝利の形

 

スマイルカーブはATMは前日比(日中大引け比)変わらず、FOTMプットは1%超まで盛ってきた。キレイな「」成功の形。

 

ようするに、寝ているスマイルカーブのskewが立ってきた様子がコレ。このskewの立ちを取りに行くのが「」。逆にskewの寝を取りに行くのが「」。「」は少なくともスマイルカーブを観察していないとわからない。

 

2019.06.01(土)01:50 NY市場ランチタイム

 

■L75-h12-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L75-h12-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

プット・コール共にIVは大きく「」。週末とはいえ、この「」っぷりは予想できなかった。リバウンド時の剥げ方とも違う。なんだろう、コレ。

 

このマーケットの状況でなぜここまで剥げ散らかる始末となっているのか、合理的な説明はできないが、こうなった以上ポジションを引っ張ることはできない。返済していこう。

 

2019.06.01(土)03:10 全返済

 

随分とポジションを萎ませてしまったが全返済。さあ次のチャンスに備えていこう。

 

1906M @-5qty 21160.00 -> close 20440.00 (+360,000 JPY)

1906P18500 @+20qty 11.00 JPY -> close 14.00 JPY (+60,000 JPY)

This profit and loss +420,000 JPY

Total profit and loss +305,000 JPY