2018.10.15(月)23:25 エントリー
先週の金曜日はNY引けにかけて全戻しし強い反発をみせたが、週が明けた今日は世界同時株安(2018秋)継続の雰囲気。
ザラ場はダラダラと下げ進み、NSも寄りから下げ幅を拡大し先週安値を更新する展開。日足25MAの乖離率がー5%に達し、ここらでリバウンドできなければ恐ろしいことになりそうだ。
ザラ場はプットを中心に剥げ基調のIVだったが、今晩NYはどうなるのか。
「時間的影響を排除したスマイルカーブ」は、引き続き期近がすこぶる強い。
NYタイムに向けてリバウンド。プットの剥げも加速しており、下げ渋ってきた雰囲気を感じる。今晩の米国でセンチメントが改善すれば、日経も強烈なリバウンドが来るのかもしれないので、「プット裸売り」をエントリーして様子を見てみる。そしてあえて言おう、プットを裸売りしたまま寝るつもりはない、と。
2018.10.16(火)04:15 カバード・プット
反発してはいるものの、すこぶる弱い。米株も前日終値を挟んでウロウロ。これでは更なる一段安を疑わざるを得ない。
ご覧の通りの剥げ散らかり。レンジ内で揉み合っていることからボラティリティは縮小傾向。
期近が大きく剥げ、期先に接近してきたのがわかる。
1812M@-6枚22355円、ミニ新規売り建て
プットの裸売りにミニ売りを当てて、ポジションは「カバード・プット」となった。
14:55 経過
日経先物+300円の+1.3%。東京市場の後場14時頃から断続的な買い、というか買戻しで22500円を回復して引けそうだ。昨日の空売り比率は48.2%と高水準だった。しかし今晩のNYは重要な決算発表が多く、それでなくともここ最近の東京の動きは全く信用できないので冷ややかな目で見ておこう。
それにしても最近は「14:00隊」と「闇鍋」隊が闊歩しているせいでよく動くな。
IVは続落、全剥げの形相。実に壮観である。
プットFOTMの剥げが最もキツくskewは寝てきた。「プット・レシオ・スプレッド」を組んだトレーダーは大きな利益が乗っているはずだ。また限月間のサヤも更に縮小、カレンダー・スプレッドがWINしている様子がわかる。
ポジションはホールド。そろそろ「デルタ調整」をしたいところだが、東京の値動きは信用できないので、今動くのはやめておこう。
22:55 プット売り増玉
NSは寄り付きから押し目なく上昇し、NYも堅調にスタート。今日は決算発表集中日なので急変に気を付けたい。
今日もプットを中心に剥げ推移。IVの低下が続く。
「時間的影響を排除したスマイルカーブ」。「skewの変化」はないが、期先と期近はついに重なった。通常のボラティリティに戻りつつある。
1811P200@-1枚255円、新規売り増し玉。ややデルタ・ロングに「デルタ調整」。
2018.10.18(木)10:00 ポジション調整
昨日はザラ場に大幅上昇し、一時22950円を付けた日経先物。NYタイムに入り22635円まで下落するも持ち直し、今日のところ寄り付き天井でレンジ内で推移。
上昇が止まっていることからIVはほんの少しだけ盛り返してきている。昨日のザラ場は大幅反発したと言っても、昨晩のNYタイムの下落局面ではしっかり盛ったので、市場の警戒感は消えたわけではない。22:30付近のIVを見ると良くわかる。
「時間的影響を排除したスマイルカーブ」ではジワり盛ってきていることが強調されている。目立った「skewの変化」はナシ。
中国がやってくるこの時間に「レーダーが反応」。寄り付きー1.5超%で年初来安値更新スタートしそうだ。連日やってくる「14:00隊」と「闇鍋」隊に気を付けたい。プット売玉を一部返済し、デルタ・ショートへ。
1811P200@-2枚115.00円 → 返済29.00円
調整コスト +172,000円
合計損益 +172,000円
2018.10.19(金)01:15 全返済
「おはぎゃー」ナニコレ。また「あかんヤツ」キテるし。先物-300円超。
+2%のキレイな全盛り。これはダメだ、全返済。
1812M@-6枚22355.00円 → 22320.00円
1811P220@-1枚500.00円 → 375.00円
1811P220@-1枚255.00円 → 375.00円
返済コスト +26,000円
合計損益 +198,000円
引っ張り過ぎた、というか欲張り過ぎて前場には「レーダーが反応」していたにも関わらず最善の返済期をみすみす逃し、ご覧の通り随分と含み益を溶かしてしまった……。
ショートスプレッドは「剥げたら仕舞」、このままセータでニヤニヤなどとスケベを考えてはいけない、「セータは無視」だ。と、「ギルドの訓え」に背いた自分に「猛反省」。