■おしらせ/2019.08.16■ ゑもんレポート「4つのシリーズ」別の新着記事は【サイトマップ】からどうぞ。

Ep0041【「コロイ」シーズン1/第01話(目次)-生粋のシステムトレーダー】

この記事は約6分で読めます。
 
Dogezaemon Uenoharaをフォローする
スポンサーリンク

今回から連載していくレポートは、システムトレーダーとして現役で活躍する「」氏にインタビューを行ったものである。実は彼は以前の「3.11東日本大震災の一週間」というレポートにも登場している人物だ。

 

Ep0015【3.11東日本大震災の一週間/01話(目次)-こうしてわたしはオプション取引で吹き飛んだ】
表題の通りわたしは東日本大震災のあと、これから連載していくようなレポートを書いていました。マーケットに何が起こったのか、そのとき自分はどのような思いでどのような反応を示したのか、とにかく今まさに事実を書き残さななくては、いずれ風化し忘れてしまうという思いが強かったのを覚えています。 今回「ゑもんレポート日...【つづきを読む】

 

2010年、当時4500名を抱えるFXコミュニティの内部向けとして編集されたインタビューではあるが、時を経ても劣化しない内容であるため、「ゑもんレポート」に再アップしていこうと思う。

 

2019.07.26追記

 

スポンサーリンク

・システムトレーダー

 

」氏とわたしの出会いは古い。10年来の親友であり、またマーケット(主戦場)や手法は違えど共に切磋琢磨してきた戦友でもある。わたしのように感覚的なトレードを好む裁量トレードタイプとは対照的に、彼は一貫してアルゴリズムによるトレード、いわゆる「システムトレード」を追求する生粋の「システムトレーダー」と言える。

 

システムトレーダーというと人間味のないイメージを持つかもしれないが、彼の最大の魅力はその「人間臭さ」にある。

 

仕事、収入、家族、人生において起きる様々なイベントに翻弄され、思い悩みながらも生活の全てをトレードに捧げようと常に前を向く謙虚かつ献身的な姿勢は、賞賛に値するとわたしは思っている。

 

とにかく彼は「停滞」を嫌う。トレードにおいては常に観察と検証、また最新の技術の研究を怠らない。そうして毎日少しづつではあるが10年超もの期間に積み上げてきたシステムトレードの知識と経験は、今となっては計り知れないものとなっているだろう。

 

わたしからは既に名職人の域に達しているように見えるが、「停滞は罪」だと知っている彼は今でも満足することはなく決して立ち止まらないのだ。

 

ウマく遣り繰ってオイシイところだけをかすめ取ろうとする人間も多いが、そんな賢そうな「フリ」をしている人間より、彼のように非効率で不器用かもしれないが自助努力を惜しまない人間の方がよっぽど魅力的だと思う。スマートな近道より、泥臭い遠回りほうがわたしは好きだ。

 

・優位性の宝庫

 

また彼ほど多くのマーケットに精通したトレーダーをわたしは知らない。

 

2005年、まず彼は株式市場でこの世界の魅力に憑りつかれた。やがてシステムトレードに目覚めると通貨市場に転向。その後、わたしと共に「ギルドの始祖」の元で日経225先物オプション市場で()オプション・トレード技術を学ぶ。

 

そして体得したオプション・トレード技術を応用し、商品先物市場で実践的トレードを行った。ここまで既にトレード歴は15年。そして現在は持てる全ての知力を注ぎ込み、ビットコイン先物オプション市場で精力的なトレードを行っている。だが停滞することがない彼にとって、終着点にするつもりはなく通過点に過ぎないのだろう。

 

絶対に立ち止まることがないそんな彼に行ったインタビューは、通貨市場でシステムトレードを行っていた2010年(シーズン1)2012年(シーズン2)の二度。

 

暗号通貨(仮想通貨)市場はまさに現代のフロンティア」と彼は語る。成熟した日経225オプション市場とは異なり、BTC(ビットコイン)オプション市場は優位性の宝庫であり、オプション・スプレッド戦略が見事にワークすると言うのだ。

 

もちろん詳細を聞くまで手放しで信用することはできないが、彼からそんな話を聞かされてしまっては、第3弾の追跡インタビューを申し込むしかないだろう。インタビューを受けることを快承してくれるとは限らないが、実現できることをわたしは心から楽しみにしている。

 

」氏はツイッターで活発に情報発信を行っているので、興味がある方はフォローしてみてはいかがだろうか。

 

@okachan_nem

 

・「コロイ」目次

 

Ep0042【「コロイ」シーズン1/第02話-粉雪の舞う仙台へ】
(目次ページへ戻る) 2010年3月28日、日曜日の早朝、わたしは東京駅の新幹線ホームにいた。仙台でのミーティングに向かうためだ。前日は深夜まで東京でミーティングが行われていたため、ひどく寝不足の状態だった。 コミュニティを通じて、仙台で凄腕のシステムトレーダーの誕生を予感し...【つづきを読む】

 

Ep0043【「コロイ」シーズン1/第03話-トレードと家族】
(目次ページへ戻る) わたしは「インタビューとはいっても自然体で会話をすることが重要だから、普段どおりにリラックスした状態で臨んでもらいたい」と伝えた。彼はわかったと言いながらもなかなか緊張が解れないようだった。 ・雑談形式に変更 このままではインタビューを断られてしま...【つづきを読む】

 

Ep0044【「コロイ」シーズン1/第04話-1か月でトレード資金は倍に】
(目次ページへ戻る) ■お子さまはいらっしゃるのですか? □ええ、3人。上から中学校1年生、小学校4年生、そして2年生。男、男、女です。 ・相場は人生の縮図 ■かわいいですね! □ありがとうございます(笑)。休みの日はなるべく遊びに連れて行くようにしています...【つづきを読む】

 

Ep0045【「コロイ」シーズン1/第05話-古典的トレンドフォロー手法】
(目次ページへ戻る) ■現在参加しているマーケットを教えてください。 □GBPJPYです。 ■ほかには? □他にはやっていません。 ・ポンド円 ■なぜGBPJPYなのですか? □自分の憧れの某人がGBPJPY専門のトレーダーだったんですよ...【つづきを読む】

 

Ep0046【「コロイ」シーズン1/第06話-勝率とPOR(ペイオフレシオ)の重要性】
(目次ページへ戻る) ■ではBO戦略の弱点をお聞きします。プライスがN日の新高値を付けたので、あなたはロングを取ったとします。しかしそれはダマシでプライスは元のレンジに戻ってしまいました。通貨市場ではこのようなケースが非常に多いと思いますが、いかがですか? □ああ、ほとんどのケースで...【つづきを読む】

 

Ep0047【「コロイ」シーズン1/第07話-システムトレードの信頼性と規律】
(目次ページへ戻る) ■トレンドフォローであることは良く分かりました。注文の執行はシステムですか?それとも裁量ですか? □システムです。1日に3回、エクセルが売買シグナルのメールを送ってきますので、それを見て自分で注文を出します。 ■最終的に注文は自ら実行するわけですね...【つづきを読む】

 

Ep0048【「コロイ」シーズン1/第08話-ポジションサイジングは固定比率】
(目次ページへ戻る) ■トレードの基準としている時間軸は何ですか? □8時間足ですね。 ■珍しいですね。8時間ということは1日24時間を3分割するわけですが、東京・ロンドン・ニューヨークのメジャー3市場ということと関係があるのですか? □いえ、関係はありません。勝...【つづきを読む】

 

Ep0049【「コロイ」シーズン1/第09話-規律のないトレーダーが生き残ることはない】
(目次ページへ戻る) ■あなたは先ほど、自分のシステムはバックテストから未来の保証はないものの、売買指示を信用して全シグナルを忠実に実行する、と仰いました。 □はい。 ■ところがシグナルどおりの売買を続けてきた結果、現在のDDは25%だと仮定します。DD25%は既にバッ...【つづきを読む】

 

Ep0050【「コロイ」シーズン1/第10話-トレードの資金管理とポジションサイジングの必読本】
(目次ページへ戻る) ■マーケットの期待値は流動的ですからね。なぜサイジングに「f」を使わないのですか。 □それですよ、マーケットの期待値は流動的だからです。あくまで「f」は過去の相場をもとに最終損益を最大にする関数です。相場が流動的なら「f」も流動しますし、その運用過程にはシステム...【つづきを読む】

 

Ep0051【「コロイ」シーズン1/第11話-利食いのための利食いはせず】
(目次ページへ戻る) ■内容をガラッと変えましょう。頭も切り替えてください。ストップ注文はどこに置くのですか? □ポジションからロングの場合は2.0ATR逆行した位置です。ショートは1.5ATRです。 ・カーブフィッティング ■ロングとショートで異なるパラメータを...【つづきを読む】

 

Ep0052【「コロイ」シーズン1/第12話-機械的なトレードに徹する】
(目次ページへ戻る) ■具体的にバックテストはどのように行っているのですか。 □これはあくまで自分のやり方ですが、例えば10年分のプライスデータがあるとしたらそれを半分に割ってそれぞれのパラメーターを最適化します。そして標高値も確認しながらその中間値のパラメーターを取ります。 ...【つづきを読む】

 

Ep0053【「コロイ」シーズン1/第13話-トレードで稼げない人は何が足りないのか】
(目次ページへ戻る) ■一般的なトレーダーは相場で稼ぐことができません。なぜ多くの人は損をするのでしょうか? □トレードに感情を持ち込むから。 ・トレードで稼げない人は何が足りないのか ■感情が何を邪魔するから損をするのですか? □損小利大の追求。人間はもと...【つづきを読む】

 

Ep0054【「コロイ」シーズン1/第14話-100%信頼してトレードをやっていただけ】
(目次ページへ戻る) ■なにかお勧めの本がありましたら教えてください。 □ラルフ・ビンスの2冊、「投資家のためのマネーマネジメント」と「ラルフ・ビンスの資金管理大全」です。トレードに使う使わないは別にして、相場の本質を学ぶのにはとても良い本だと思います。絶対に読む価値はありますね。 ...【つづきを読む】

 

Ep0055【「コロイ」シーズン2/第01話-トレードでカネを稼ぎ続けることはできるのか】
(目次ページへ戻る) 「トレードでカネを稼ぎ続けることはできるのか」、これは全てのトレーダーの疑問ではないだろうか。 全てのトレーダーは答えを求めて日夜努力をし、しのぎを削り合っている。あるトレーダーは自動売買システムを開発し、一切の感情を排除したテクニカル的な取引に打ち込む...【つづきを読む】

 

Ep0056【「コロイ」シーズン2/第02話-トレードで家族を養っていける職人になりたい】
(目次ページへ戻る) 2012年5月12日の土曜日、ミーティングの当日。 前日は日経225先物・オプション市場の5月限SQ日だったにも関わらず、彼は朝早くの新幹線に乗ってJR上野駅に着いた。わたしは彼を上野駅で出迎えるために、早めに到着しようと自宅を出発した。 ...【つづきを読む】

 

Ep0057【「コロイ」シーズン2/第03話-あなたはトレードで身を滅ぼすから今後一切やめなさい】
(目次ページへ戻る) ■いいえ。わたしは自立したトレーダーを知っていますし、トレードで家族を養うという考えが甘いとは決して思いません。何よりあなたほどの経験豊かなトレーダーなら、誰に言われなくともマーケットの厳しさを知っているはずです。それは投資を始めたばかりのトレーダーが、単に不労所得を...【つづきを読む】

 

Ep0058【「コロイ」シーズン2/第04話-儲け続けることができる画一的な手法はマーケットには存在しない】
(目次ページへ戻る) ■しかし今はそのシステムを運用していませんね。なぜです? □実運用に入る前の最終段階になって、注文や注文のキャンセル、トレイルなどの注文訂正など自動売買の指示系統が問題なく機能するかをテストするために、僕はまずデモ口座で実験を行いました。 そして何...【つづきを読む】

 

以降、校正中。