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Lv0094【カバード・プットにとって平和な一週間だったが……最後にトランプ大統領が再びマーケットを破壊】+136,000円

 
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前号のレポートの続き。前回の大敗から気を取り直して「」をエントリー、週を通じてレンジ相場が続いてくれたことで一週間のホールド。

 

金曜日には注目のパウエルFRB議長の講演「ジャクソンホール」も無難に通過し、ポジションは「」できそうだと思っていた矢先に、米中貿易絡みで双方からの応酬が激化。最終的にまたしてもトランプ大統領がマーケットを破壊した。

 

大敗した前号のレポートはこちらからどうぞ。

 

Lv0093【再び利食い大失敗!自信満々のプロテクティブ・プットだったが……】-57,000円
前号のレポートの続き。ここまでIVが敏感なマーケットは珍しい。レポートの前半部分は確信的に含み益を抱えることに成功。前半までは今のマーケットに有効なオプション・スプレッドの一つとして参考にしていただければと思う。 しかしレポートの後半は、含み益を抱えたポジションを返済せずに引っ張ったことで、利益を手にする...【つづきを読む】

 

それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。

 

2019.08.16(金)19:50 カバード・プット 欧州市場午前

 

■L94-h01-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h01-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

この時間、VIXは20.41ポイントから一気に20ポイントを割り込み19.85ポイント。これはIVが「」剥げ落ちる前兆ではないだろうか。「」をエントリー。

 

「VIX20ポイント」に関しても前号のレポートをどうぞ。

 

Lv0093【再び利食い大失敗!自信満々のプロテクティブ・プットだったが……】-57,000円
前号のレポートの続き。ここまでIVが敏感なマーケットは珍しい。レポートの前半部分は確信的に含み益を抱えることに成功。前半までは今のマーケットに有効なオプション・スプレッドの一つとして参考にしていただければと思う。 しかしレポートの後半は、含み益を抱えたポジションを返済せずに引っ張ったことで、利益を手にする...【つづきを読む】

 

2019.08.16(金)22:35 カバード・プット増玉1セット NY市場オープン

 

■L94-h02-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h02-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NY市場は静かにオープン、VIXは一段安19.35ポイント。VIも更に剥げ落ちそうだ。「」を1セット増玉。問題なさそうならこのまま「」しよう。

 

2019.08.19(月)14:10 東京市場午後

 

■L94-h03-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h03-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

週が明けて月曜日、静かなスタート。先物にほぼ動きはなく、IVはジワリ低下。

 

2019.08.20(火)23:10 カバード・プット増玉1セット NY市場午前

 

■L94-h04-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h04-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

火曜日のNY市場がオープン。ダウは若干弱含みの展開で雰囲気は良くない。IVもジリ高。 プットが盛ってきたところで「」を1セット増玉。

 

2019.08.21(水)14:15 東京市場午後

 

■L94-h05-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h05-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

水曜日の東京市場は間もなく大引け。先物は特に変化はなく、昨晩NS盛ったIVは東京市場で全て溶かした。ここまでは「」の狙い通りの流れで、ポジションには評価益が乗ってきている。

 

2019.08.21(水)18:45 ブル・シンセティック追加 欧州市場午前

 

■L94-h06-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h06-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NSに入り様子が変わってきた。先物上昇+IV低下に対応すべくポジション調整。

 

外のプット売@-1枚を落し、更に「ブル・シンセティック(コール買+プット売)」を追加。合成ポジションは「」となった。微ロングに「」。この後NYタイムの状況を見ながら必要なら再調整していこう。今日は27:00に「」議事録が控えている。

 

1909P19000 @-1枚 105.00円 → 返済 38.00円 (+67,000円)

今回損益 +67,000円

合計損益 +67,000円

 

」のこちらの関連レポートもどうぞ。

 

」と「」を合成すると「」となる。分解も容易でこの3つのスプレッドは非常に相性が良い

Lv0083【フルヘッジ・ブル・シンセティック、ベガのドテンでよく使うスプレッド組み替えパターン】+90,000円
今回のレポートは前回のレポートの最後のポジション「カバード・プット」の再エントリーとなる。 しかしその後の相場の状況判断で「プロテクティブ・コール」へとスプレッドを組み替えて利食いをした。「カバード・プット」と「プロテクティブ・コール」を合成すると「フルヘッジ・ブル・シンセティック」となる...【つづきを読む】

 

2019.08.22(木)09:35 コール買い落玉 東京市場オープン

 

■L94-h07-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h07-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩の「」議事録は波乱なく通過。IVはコール・プット共に一段剥げ。上値は重い印象。コール買玉を落し、ミニ売りを@-1枚追加。「」を「」し、ポジションは再び「」、ショートへ「」。

 

1909C21250 @+1枚 90.00円 → 返済 81.00円 (-9,000円)

今回損益 -9,000円

合計損益 +58,000円

 

2019.08.23(金)15:05 東京市場クローズ

 

■L94-h08-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h08-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

金曜日の東京市場がクローズ。今週を振り返ってみると結局先物はここまで狭いレンジ内の動きに終始。今晩NYオープン後に注目度が高いパウエルFRB議長の講演「ジャクソンホール」が控えている。ポジションはデルタ・ショートの「」をホールド。

 

2019.08.24(土)00:30 NY市場午前

 

■L94-h09-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L94-h09-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NYタイム。「ジャクソンホール」を通過した後、米中貿易摩擦絡みで双方からの応酬が激しさを増し、米株は急落。ダウはこの時間‐350ドル、10年債利回りは再び1.55割れ、先物は‐400円安となっている。コールはしっかりと盛ってきたが、未だプットの反応は薄い。

 

合成オプションの損益曲線、ペイオフダイアグラムの画像を一つ前のものと比較していただきたい。先物急落により「」の損益曲線、「ペイオフダイアグラム山」を右から一気に登頂してしまった

 

デルタ的には狙い通りと言えば狙い通りだが、この場合の一番の問題は先物下落のスピードが速すぎるとIVの上昇を伴う、ということ。これはベガ・ショート(画像にはVega-41.64と表示されている)の今のポジションとって非常によろしくない

 

スマイルカーブの画像から分かるとおり、今のところプットの反応は薄くコールほどではない。しかしレンジ下限である20000円の節目付近まで下落が進んでしまえば、プットも無反応では済まないはずだ。このまま20000円を底抜けするとは思えないが、悩みの種となる前に何とかしよう

 

IVの増減がオプション価格に与える影響(正確にはオプション価格からIVが算出されるのだが)は甚大で、ベガ値はその影響の大きさを示している。よってオプション取引を行っていく上でベガは決して無視してはいけない。合成グリークスのベガ値がポジション評価損益に対しどのように関わってくるのか、ベガ値の見方や損益の計算方法は必ず理解しておきたい

 

Ep0012【オプション取引入門(5)ベガ~メシの種はボラティリティ~超簡単に必須グリークを解説】
(目次へもどる) “ブラック・ショールズの公式に基づく標準的なアプローチでは、確率分布は正規分布曲線を描くというのを前提にしています。最も重要なのは「正規確率分布を前提にしている」という表現です。どこの誰が彼らにそれが正しい確率分布だと言ったのでしょう?こうした考えを一体どこから得たのでしょう...【つづきを読む】

 

2019.08.24(土)04:35 全返済 NY市場午後

 

■L94-h010-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

NY市場午後、トランプ大統領から報復関税のアナウンスがあるという内容だったが、この時間になってもアナウンスは出てこない。アナウンスは場が引けてからの可能性も出てきた。ダウはダラダラと下落を続け、この時間は既に‐600ドルに達している。プットも盛り始めてしまった。

 

これ以上アナウンスを待っても「流動性のないこの時間にオプションを約定させるのはツラい」という都合もあるので、とりあえずポジションを全返済した。「」の「」は断念。また来週にチャンスを見つけて狙っていこう。

 

1909M @-6枚 20515.83円 → 返済 20205.00円 (+187,000円)

1909P19500 @-3枚 113.67円 → 返済 150.00円 (-109,000円)

今回損益 +78,000円

合計損益 +136,000円