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Lv0093【再び利食い大失敗!自信満々のプロテクティブ・プットだったが……】-57,000円

 
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前号のレポートの続き。ここまでIVが敏感なマーケットは珍しい。レポートの前半部分は確信的に含み益を抱えることに成功。前半までは今のマーケットに有効なオプション・スプレッドの一つとして参考にしていただければと思う。

 

しかしレポートの後半は、含み益を抱えたポジションを返済せずに引っ張ったことで、利益を手にすることができなかったばかりか結局損切りで終わってしまった。これは「」すべき点だ。よってレポートの後半は反面教師としていただければと思う。

 

それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。

 

2019.08.15(木)02:50 プロテクティブ・プット NY市場午後

 

■L93-h01-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h01-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨日のこの時間は米中貿易絡みのポジティブ・サプライズが飛び出し先物は500円も急騰した。しかし今日のNSになって米国債イールドカーブが逆転したことを材料に売られ、昨日の+500円は全戻し。本当に疲れるマーケットが続くが、IVの変動が活発な相場はオプショントレードの稼ぎ時とも言える。

 

IVの反応が良い、IVの変動が活発、などと書いているが、そんなときオプション・プレミアムに最も影響を与えているグリークスは「ベガ」だ。オプション・トレードを行っていく上で必須グリークスの一つなので、もしよく分からないという方は以下のレポートを参考にしていただければと思う。ベガ」(とガンマ)の理解なしに決してオプション取引などに手を出してはいけない

 

Ep0012【オプション取引入門(5)ベガ~メシの種はボラティリティ~超簡単に必須グリークを解説】
(目次へもどる) “ブラック・ショールズの公式に基づく標準的なアプローチでは、確率分布は正規分布曲線を描くというのを前提にしています。最も重要なのは「正規確率分布を前提にしている」という表現です。どこの誰が彼らにそれが正しい確率分布だと言ったのでしょう?こうした考えを一体どこから得たのでしょう...【つづきを読む】

 

先ほどNYオープン後に、前号のレポートのとおり「」を返済。ダウの安値は-750ドル、VIXは22.70ポイントまで上昇した。連動して先物のIVはコールで+3%となっている。

 

ここ最近のトレードはこの「」と「」を繰り返しているだけだ。今回も例にもれず再び「」をエントリー。リバウンドが止まったところで明日の東京市場の玉を仕込んでおこう。

 

前号のレポートはこちららからどうぞ。

 

Lv0092【プロテクティブ・プットの超短期トレード、NY市場オープン時のIV急騰を一撃離脱で狙う】+53,000円
前号のレポートの続き。簡単な短いレポートではあるが、ロング・スプレッドの取り方の一つとして参考にしていただければと思う。 それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。 2019.08.14(水)20:40 プロテクティブ・プット 欧州市場ランチタイム ...【つづきを読む】

 

またオプション・ショートである「」と、オプション・ロングである「」のセレクトに関しては以前のレポートに書いている。もし興味あれば合わせて参考にしていただければと思う。

 

その使い分けは「ボラティリティの水準」だ。以前にも書いたかもしれないが、わたしは「VIXが20ポイント」を明確に超えているマーケットではオプション・ロング、「VIXが20ポイント」を割り込んで推移しているマーケットではオプション・ショートを狙っていくようにしている。

Lv0074【カバード・プットの鉄板エントリーのタイミングとは?精度を高めるコツやテクニック】+177,000 JPY
2018年の年末までレポート内で「いつものアレ」というと「プロテクティブ・コール」のことを指していた。しかし今は「カバード・プット」となりつつある。 どちらも「ミニ売り」が入るスプレッドという意味では同型の戦略だが、「プロテクティブ・コール」はガンマ・ベガ・ロング(オプション・ロング)、「カバード・プット...【つづきを読む】

 

2019.08.15(木)09:10 プット買い増玉 東京市場オープン

 

■L93-h02-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h02-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩のダウは-800ドル-3%超のほぼ安値引け、更に8月7日の直近安値ほぼタイ、そして200MA割れという今年最悪の状況で引けた。VIXは22.10ポイント。東京市場は昨晩のNS引けより+100円程でオープン、その後は買戻し優勢の展開。

 

」のプット買い@+1枚。「」がキテルわりに東京市場の緊張感は皆無。VIは22ポイント前後とまだまだ低い、つまり危機感も皆無。剥げるとは信じ難いことだが、更に剥げるようなら「」でどんどんプットを買っていこう。

 

2019.08.15(木)10:20 更にプット買い増玉@+1枚。画像省略。
2019.08.15(木)10:55 更にプット買い増玉@+1枚。画像省略。

 

2019.08.15(木)15:15 プット買い増玉 東京市場クローズ

 

■L93-h03-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h03-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

残念ながら東京市場で返済のタイミングはなかった。「」だが、この世界的な危機的状況が迫っているときに信じられないことに先物反発・IV低下とは恐るべき「GPIF+BOJ」効果。今更だが次回から東京市場は剥げ狙い、NSに盛り狙いとしよう。プット買い増玉@+1枚。

 

2019.08.15(木)19:35 欧州市場午前

 

■L93-h04-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h04-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NSが始まりIVは上昇。この時間で既に2%の全盛りとなっている。VIXは23.61ポイント、米10年国債利回りは昨日の安値1.55を割り込んでいる。ポジションは「」をホールド、NY市場のオープンまで引っ張ってみよう

 

2019.08.15(木)20:55 欧州市場午後

 

■L93-h05-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h05-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

ぎゃーっ。謎のカチ上げに遭遇。為替は1円、ダウは200ドルの急騰。先物も200円の猛烈な上昇、これによりポジションの評価益は一気に持って行かれた。以降100円幅の乱高下が続いている。いやーまいった。とりあえずこのままNY市場を待ってみよう。

 

どうやらポジションとマーケットを過信しすぎたようだ。またこの「」パターンか。

 

Lv0088【必見!利食い失敗パターン、プット・バック・スプレッドvsプロテクティブ・プット比較(世界同時株安2019.08)】-42,000円
今回のレポートは前号のレポートの続き。オプション取引の小難しさを感じるレポートだ。 前号のレポートはこちらから。 ポジションは前号よりストライクをFOTMにずらした「プロテクティブ・プット」を再エントリーしたものとなる。含み益を抱えることに成功するものの、結果的に返済オペレー...【つづきを読む】

 

2019.08.16(金)09:15 東京市場オープン

 

■L93-h06-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L93-h06-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩は「」の絶好の返済タイミングを逃し、NYタイムもレンジ感の強い内容でIVは吹かずにポジションは救出できなかった。さすがにホールド期間が長くなり、IVの低下と相まってオプション・ロングは苦しくなってきた。

 

昨晩のNYタイムの様子から東京タイムも小幅なレンジとなりそうだ。既に絶望感が漂っているが、IVが盛り返すタイミングがあれば返済をかけていこう。

 

2019.08.16(金)14:50 全返済

 

■L93-h07-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

 

全返済。今回のトレードの失敗は前号のレポートでも書いているように「一撃離脱」をしなかったことにある。ホールドを続け引き際を謝るというミスは、過去レポートにもあるように繰り返し失敗していること。自身の弱点としてしっかりと認識していかなければならないと感じた。次のタイミングを狙っていこう。

 

1909M @+3枚 20205.00枚 → 返済 20420.00円 (+65,000円)

1909P17000 @+14枚 22.71円 → 返済 14.00円 (-122,000円)

今回損益 -57,000円

合計損益 -57,000円