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Lv0103【オプション・トレードまとめ|1910SQから月末BOJまで】+54,000円

 
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プロテクティブ・プット
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SQ以降は先物の上昇トレンドが発生し、およそ1500円ほど水準を切り上げた。「」がつづきカレンダー的にもやりずらく、また上昇トレンドの波にも乗れずにトレード頻度が激減した月となった。

 

勝てるとこだけコツコツ」、「負けるくらいなら何もしない方がまだマシ」、などとポジポジ病を抑え品質向上を図るための自戒スローガンを掲げて臨んでいるので、トレード回数が減ったとしてもそれは仕方がない。「相場は自分との戦い」とは本当にその通りだと思う。

 

ということでSQ以降に行った3つのオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。それぞれのトレード自体は毎度お決まりの定型パターンではあるがお付き合いいただければと思う。

 

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2019.10.11(金)18:15 プロテクティブ・プット 欧州市場午前

 

■L103-h01-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h01-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

1910SQ値は21,842.63円で決まった。先物は米中協議の楽観観測で日中から買戻し優勢の展開、この時間21900円を超えている。

 

この後から週末にかけて大型で非常に強い台風19号が日本列島を襲う。停電などでトレードに影響が出る可能性もある。また東京市場は三「」に入るが、「」明けの台風被害の程度にも注意してトレードしていこう。

 

NSオープン後から微剥げ推移となっているところで「」をエントリー。この後さらに剥げるようなら乗せていこう。

 

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2019.10.11(金)23:10 NY市場オープン

 

■L103-h02-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h02-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

上昇を続ける先物はこの時間22000円に乗せ、9月19日の直近高値22090円を伺っている。返済していこう。

 

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2019.10.11(金)23:25 全返済

 

■L103-h03-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h03-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

全返済完了。キレイな「」となっているスマイルカーブに注目。次のポジションを狙っていこう。

 

1912M @+4枚 21920.00円 → 返済 22070.00円 (+60,000円)

1911P21000 @+2枚 115.00円 → 返済 98.00円 (-34,000円)

今回確定損益 +26,000円

合計確定損益 +26,000円

 

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2019.10.30(水)01:40 プロテクティブ・コール NY市場ランチタイム

 

■L103-h04-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h04-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

1910SQ後はカレンダー的に休場が多く、なかなかポジションを取るタイミングがつかめなかった。先物は上昇トレンドが継続しており連日の年初来高値更新、23000円目前。目先は明日の「」と「」、そして「」がターゲットとなっている。ポジションもイベントを意識して取っていかなければならない。

 

NYタイムになって日中に盛ったコールが剥げてきたところで、ポジションは「」の前段ポジション、「」をエントリー。先物水準とイベントを控えたこのタイミング、いつもの「」同様に鉄板ポジションと言えるので確信的にやっていこう。

 

今回の「」狙いは、明日の日中のコールIVの盛り返し。スマイルカーブの画像の前日線からも分かるように、今日の日中のIVの動向を明日も再現すると読んでいる。

 

日中のIVの推移はこのようになっている。エントリーもコールが最も剥げた昨晩のNYタイムこの時間。

 

 

もし先物が更に上昇し23000円を突破していけばIVは「」、逆に反落しても「」が待っている。ヨコヨコ(おそらくこのパターンが濃厚だが)でも「イベント盛り」と、「」でいう「」を超えて剥げる要素が一切見当たらないという、オプション・ロングにとって絶好のタイミングだ。

 

ただし「」と言いつつもセータは無慈悲に効いてくるので、長くホールドするのは得策ではないだろう。

 

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2019.10.30(水)14:40 東京市場午後

 

■L103-h05-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h05-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

今日の先物は反落、狙い通りにコールIVは盛り返し「」に評価益が乗った。この時間の先物は日中安値を更新しそうな状況となっておりコールIVも一段盛り、このチャンスを逃さずに返済していこう。

 

2019.10.30(水)14:45 全返済

 

■L103-h06-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h06-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

全返済。次のタイミングを狙っていこう。

 

1911C23250 @+2枚 67.00円 → 返済 47.00円 (-40,000円)

1912M @-5枚 22955.00円 → 返済 22815.00円 (+70,000円)

今回確定損益 +30,000円

合計確定損益 +56,000円

 

2019.10.31(木)12:40 カバード・コール 東京市場午前

 

 

■L103-h07-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h07-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩の「」はノーサプライズで通過、先ほど発表された「」もノーサプライズで通過。「」後段ポジションとなる「」をエントリー。イベント通過によるIV剥げを取りに行こう。

 

2019.10.31(木)18:30 欧州時間午前

 

■L103-h08-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h08-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

ぎゃー。「中国、トランプ氏との長期的な貿易交渉の可能性に疑問を表明」とのアナウンスが流れて先物急落。ホールド中の「」は先物急落に巻き込まれた。急落によるIV上昇とネガティブ・ガンマが直撃、ポジションには10円程の微益が乗っていたが一気に吹き飛んだ。

 

こればかりは仕方がない、ここは無理せずに大事を取って損切りしよう。もともと低ボラのオプションを売っているので、今後さらに事態が悪化すれば危険な状況になりかねない。こんな不安があるときは現実に「」となる前に対処し、仕切り直すのが吉だろう。10回中9回は対処しなくても助かるが、残り1回の悲劇を引き起こさないためだ。コレ、オプションを扱う上で意外と大事なことだとわたしは思っている。

 

2019.10.31(木)18:40 全返済

 

■L103-h09-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L103-h09-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

全返済完了。さて明日から11月、次のチャンスを狙っていこう。

 

1911C23000 @-1枚 105.00円 → 返済 71.00円 (+34,000円)

1912M @+4枚 22885.00円 → 返済 22795.00円 (-36,000円)

今回確定損益 -2,000円

合計確定損益 +54,000円