“マーケットの動きをコントロールすることはできないが、マーケットに対して自分がどう反応するのかは自分でコントロールできる。僕は常に、自分自身の行動をチェックしてるし、それこそがトレーダーにとって全てなんだ”≪スティーブ・コーエン≫
2019.03.28(木)14:20 プロテクティブ・プット 東京市場午後
前場に全返済した「プロテクティブ・プット」を再エントリー。ストライクは盛っていないNTMの20500を利用。
前レポートではこのように書いている。
日経先物がここから更に下げればプット盛り、ここまで盛ってきていないので上げれば「スライド効果」でやっぱりプットは盛りか微盛り、「三対二の法則」。「ギルドの訓え」通り、基本に忠実に「ボラティリティ・トレード」をやっていこう。
Lv0068【プロテクティブ・プットを「ギルドの訓え」通りに】 +65,000 JPY"僕は底で買おうとはしないし、天井で売り抜けようとも考えない。機が熟すまでトレードはしな……
今回のエントリーも同じ理屈。
最近VIXのショートポジションの積み上がりが話題になっている。東京市場で下落している分には問題ないが、どこかのタイミングでNYタイムにマーケット全体の急落が起これば、強烈な巻き戻しは避けられないだろう。そうなれば昨年末の「二番底」を目指す展開になるのではないだろうか。こう考えると「プロテクティブ・プット」はアリだろう。
2019.03.29(金)09:05 東京市場寄り付き
一夜明けて東京市場寄り付き。昨晩のNYタイムは期待していた急落は起きず、堅調に推移して終えた。日経先物も上昇し、ポジションには微妙な評価益が乗っている。
前レポートの下落ケースとは異なり、今回は上昇のパターン。ここから数百円は上昇していかないと評価は伸ばせないだろう。しかし今の相場で21500円を超える更なる上昇は到底難しいと思われる。もし逆に反落やヨコヨコなどしてしまえばプットは剥げ、評価はマイ転してしまうだろう。逆「三対二の法則」では分が悪すぎる。
つまりこの「プロテクティブ・プット」は、もうお役御免。盛った朝一のタイミングを逃さずさっさと返済し、次のチャンスに備えよう。
2019.03.29(金)09:15 全返済
全返済完了。今回のレポートは利益的には投稿に値しない内容のように思える。しかし「敗戦処理」的に「ギルドの訓え」通りのタイミングで組むと、逃がすときも楽になる好例だったのではないだろうか。上昇ケースの「プロテクティブ・プット」の逃がし方として参考にしていただければと思う。
どうやったら勝てるのかという問題を解くには、まずどうやったら負けないかを知ることだと、ギルドの始祖が申しておりました。
1906M @+5qty 21010.00 JPY -> close 21240.00 JPY (+115,000 JPY)
1904P20500 @+2qty 140.00 JPY -> close 88.00 JPY (-104,000 JPY)
This profit and loss +11,000 JPY
Total profit and loss +11,000 JPY