今回のトレードは金曜日NSのクローズ前(土曜日の早朝)にポジションを取り、月曜日の東京市場の寄り付き後に返済していった週末(休日)トレード。今は悪材料に対してIVが敏感に反応する。週末に悪材料が飛び出してもおかしくない局面なので、分は悪くないトレードだと思う。
先週も全く同じ手筋の週末(休日)トレードを行っているので合わせて参考にしていただければと思う。以下からどうぞ。
それではオプション・トレード(ボラティリティ・トレード)の現場の様子を詳しく見ていこう。
2020.06.27(土)04:30 プロテクティブ・プット NY市場午後
土曜日の早朝、まもなく今週のマーケットはクローズする。今週の先物は22000円~22700円程度のレンジ内の動きに終始。今日の米株は-2%を超えている。
先物はダラダラと下げ止まらない状況だが、この時間のオプション市場はだいたい一段落しており、IVは剥げていることが多い。「プロテクティブ・プット」をエントリーし、「週越え」していこう。
MM(マーケット・メイカー)が引いて、「流動性のないこの時間にオプションを約定させるのはツラい」という問題はあるが、有利な環境でオプションを安く買いたいのならとても良い時間帯なので、根気よく粘り頑張って約定させていこう。
Emon 03:50
「下げのP剥げC盛り」だけど場所によるって感じがまた
2020.06.29(月)09:20 東京市場オープン
週明け月曜日の東京市場。週末の材料は東京の新型コロナ感染者数が高止まりしている以外は特にナシ。米国とブラジルとインドは相変わらずの増加傾向で第二波懸念がくすぶっているとも、既に第二波だとも。
先物は週末の引けと変わらずの水準でスタートしたが、この30分で22000円手前のレンジ下限まで売られてきた。IVはジワ盛りで反応。それではここで一旦返済していこう。
2020.06.29(月)09:25 全返済
全返済。次のタイミングを狙っていこう。
2009M @+1枚 22240.00円 → 返済 22100.00円 (-14,000円)
2007P20000 @+3枚 51.00円 → 返済 68.00円 (+51,000円)
今回確定損益 +37,000円
合計確定損益 +37,000円
YouTubeLIVEの新指標について
今回のレポートとは関係ないが、YouTubeで配信しているスマイルカーブのLIVE配信に、ATMのIVから算出した先物「HLバンド」(変動幅バンド)を表示する新指標を搭載した。
スマイルカーブのLIVE配信は以下のリンク先で配信している。
オプション市場に(オプション・プレミアムに)織り込まれている先物の1日の変動レンジ幅の参考になると思う。
搭載した「HLバンド」は以下の2種。
これは「ギルド集会所」の前身である「集会所」にて、以前に「ギルドの始祖が申しておりました」ものを再発見・再評価したもので、経験則的に「ボラティリティ・トレード」を実践していく上でなかなか信頼できる指標だ。
すぐに役に立つときがくるので、ご興味のある方はぜひご覧いただければと思う。何となく気に入っていただけたらぜひ【高評価】を、また【チャンネル登録】もよろしく願いたい。