前号のつづき。
2020.02.05(水)10:40 中国市場オープン
東京市場のオープンに続いて中国市場が寄り付き、謎に先物が下押ししたタイミングでミニ売を@2枚落した。リバウンド相場が始まりつつあるかもしれない、との考えからだ。「プロテクティブ・コール」のデルタを意図的にロングに傾けて先物の上昇に乗っていこう。必要なら後ほど更に調整していこう。
2003M @-2枚 23075.00円 → 返済 23230.00円 (-31,000円)
今回確定損益 -31,000円
合計確定損益 -31,000円
2020.02.05(水)11:10 東京市場午前
先物の上伸が一旦止まったところでコール買玉を@3枚落し、「プロテクティブ・コール」のデルタをニュートラルに戻した。未だスプレッドの評価損は埋まらず。
2003C24500 @+3枚 34.00円 → 返済 46.00円 (+36,000円)
今回確定損益 +36,000円
合計確定損益 +5,000円
2020.02.05(水)11:35 東京市場ランチタイム
「プロテクティブ・コール」に「カバード・プット」(プット売玉とミニ売玉)を追加。ポジションは「フルヘッジ・ブル・シンセティック」となった。いつもの手筋。
いつもの手筋とは「フルヘッジ・ブル・シンセティック」 = 「プロテクティブ・コール」 + 「カバード・プット」、デルタはほぼニュートラルに調整。このポジションでしばらくザラ場の様子を見ていこう。
2020.02.05(水)15:15 東京市場クローズ
東京市場がクローズ。先物は23400円を超えて高値を取ることはなかった。しかしザラ場中に完全に持ち直す展開で23400円突破をロックオン。ポジションは「フルヘッジ・ブル・シンセティック」をNSに持ち越し。
画像にあるスマイルカーブの通り、期近は「上げのP盛りC剥げ」が顕著に表れている。やはりリバウンド相場が来そうな雰囲気を感じる。もしスピードが速いリバウンド相場となると、これは(感応度が低い)期先をイジっている場合ではないかもしれない。ガンマが効果的に効く(同時にタイムディケイも効果的に効いてしまうが)残存が乏しくなった期近のポジションの方が優位になる。
つまりこの局面、「ボラティリティ・トレード」×「ガンマ・トレード」を仕掛ける絶好のタイミングではないだろうか、と地味に「レーダーが反応」。
「ガンマ・トレード」?以下のレポートが好例となると思う。
NSの寄り付きからポジションを期近に移し、攻めのポジションに立て直していこう。
次号につづく。