2019.03.28(木)01:55 プロテクティブ・プット NY市場ランチタイム
先ほど隠れ優等生の「プロテクティブ・コール」の返済をかけたばかりだが、その足で「プロテクティブ・プット」をエントリー。リレーという訳ではないが選手交代でバトンタッチ。明日以降の更なる下落の可能性に備えよう。スマイルカーブの画像の通り、プットは一切盛っていないので乗り換える絶好のタイミングだ。
「プロテクティブ・コール」と「プロテクティブ・プット」は左右対称で同じボラティリティ・ロングのスプレッドだが、コール側とプット側ではIVの動き方が異なるのでスプレッドの役目も違う。日経先物がここから更に下げればプット盛り、ここまで盛ってきていないので上げれば「スライド効果」でやっぱりプットは盛りか微盛り、三対二の法則。「ギルドの訓え」通り、基本に忠実に「ボラティリティ・トレード」をやっていこう。
2019.03.28(木)09:30 東京市場寄り付き
明けて東京市場の寄り付き。日経先物はスタートダッシュで21000割れまで一気に売り込まれた。VIXは15ポイント台だったが、現在の日経VIは19ポイント台まで急騰している。IVはコール・プット共にOTMが急騰。OTMプットで最も盛っているストライクは19000円なので、ロングするOTMプットのストライクは読みを若干外したと言える。
大抵のケースでは最も盛るプットは高次グリークである「ボンマ = vomma」(ベガのベガ、別名ボルガ = volga)が最大値を示す位置だが、それはおよそデルタ-0.1のストライク(このストライクのことをわたしは勝手に「ErisP」と名付けている)の付近だ。盛るも剥げるもこの位置が最も激しく変化する。感覚で覚えておくと便利。
最近の東京市場は後場にかけて値幅が小さくなる傾向が強いので、もし今日もそうなら拡大したIVも低下していくはずだ。ザラ場中の更なる下落は期待せず、様子を見ながら急騰したプットが剥げてしまう前に返済していこう。
2019.03.28(木)11:25 全返済
全返済完了。短いトレードで良い結果が出たと思う。
1906M @+5qty 21165.00 JPY -> close 21055.00 (-55,000 JPY)
1904P19500 @+10qty 23.00 JPY -> close 35.00 JPY (+120,000 JPY)
This profit and loss +65,000 JPY
Total profit and loss +65,000 JPY
さて、先週まで売り込まれてきたボラティリティだが、先週末からジワジワと上昇を始めている。アホボラ相場到来の前兆かもしれないので構えておくのが良いだろう。IVの推移は以下のページを参考にしていただければと思う。