前号のつづき。
2020.02.21(金)23:50 NY市場午前
NYオープンから先物急落、IVも急騰。OTMプットのIVは前日比+2%に迫っている。ホールド中の「プロテクティブ・プット」はいよいよ画像にあるペイオフダイアグラム山の左斜面を登り始め、スプレッドの評価は一気に復活。
ここから更に斜面を登るか谷底へ転げ落ちるかは先物次第なので、今わたしに何かできることと言えばポジションの解消以外は何もない。もちろん傾いたデルタ分の「ミニ買い」を追加してデルタ・ヘッジ(デルタ調整)を入れるトレーダーもいる。そこら辺はトレーダーの戦略次第だろう。
引き続きNY市場の動向を見ながら「プロテクティブ・プット」をホールドしていこう。
2020.02.22(土)01:00 NY市場午前
うーむ、どうも先日からの短期底となっている23100円が鉄板のようだ。場中にここを破るのは厳しいかもしれない。破るとしたら下窓「おはぎゃー」パターンになりそうだ。「ErisP」は既にカックンを開始しており、今日のところはここら辺までなのかもしれない。
先ほどの急落局面から「プロテクティブ・プット」の評価は既に大きく剥げ落ちてしまっているが、とりあえず一部返済しておこう。
2020.02.22(土)01:15 プット買玉一部返済
プット買玉を@+1枚返済しスプレッドのデルタをニュートラルに調整。引き続きNY市場の動向を見つつ「プロテクティブ・プット」をホールド。
2003P22000 @+1枚 59.00円 → 返済 120.00円 (+61,000円)
今回確定損益 +61,000円
合計確定損益 +61,000円
2020.02.22(土)01:25 プット買玉全返済
米三指数が戻り始めVIXは急落、先物もリバウンドを始めたかもしれない。このままリバもしくはヨコヨコ推移で更にプットIVが剥げてしまう前に、名残惜しく残していたプット買玉@+2枚も返済、ポジションは「ミニ買い」のみとなった。もうしばらく、このままマーケットの動向を観察していこう。
2003P22000 @+2枚 59.00円 → 返済 115.00円 (+112,000円)
今回確定損益 +112,000円
合計確定損益 +173,000円
2020.02.22(土)02:00 NY市場ランチタイム
先物は更にリバウンド、前日終値付近に接近。それではホールド中の「ミニ買い」を返済していこう。
2020.02.22(土)02:05 全返済
全返済。この後のNY市場の引け方によっては「プロテクティブ・プット」を再エントリーしようと考えているので準備だけはしておこう。さてコロナ関連アナウンスに敏感に反応するマーケット、週末の三「連休」明けの東京市場はどうなっているのか。次のタイミングを狙っていこう。
2003M @+3枚 23535.00円 → 返済 23265.00円 (-81,000円)
今回確定損益 -81,000円
合計確定損益 +92,000円