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Lv0098【プット・レシオ・スプレッド|読みを外して利益を取る】+102,000円

 
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プット・レシオ・スプレッド
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今回のレポートは9月の「」通過後の「」として「」をエントリー、その後に「」に乗り換えたもの。どちらも読みを外しているが、それでも評価益を確保できるのはオプション取引の優位性の一つと言えるのではないだろうか。

 

それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。

 

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2019.09.19(木)12:10 カバード・プット エントリー

 

■L98-h01-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h01-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩の「」を消化した先物は、東京タイムの寄り付き後に22090円まで高値を付けた。しかしその後は急反落、先ほど「」も通過した。

 

」の無風通過を確認し「」をエントリー。毎度の恒例行事となっている「」ではあるが、イベント通過後の剥げを狙っていこう。

 

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2019.09.19(木)23:30 ミニ売り増玉 NY市場午前

 

■L98-h02-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h02-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

NYタイムのこの時間、先物は22000円まで戻ってきた。ミニ売りを増玉@-1枚。デルタは微ショートに調整。

 

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2019.09.20(金)00:50 更にミニ売り増玉

 

■L98-h03-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h03-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

更にミニ売りを増玉@-1枚。

 

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2019.09.20(金)14:20 東京市場午後

 

■L98-h04-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h04-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

昨晩から先物の動きは停止した。IVはATM中心に微剥げ。しかしOTMプットは剥げず。ポジションは「」をホールド。

 

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2019.09.21(土)00:50 NY市場ランチタイム

 

■L98-h05-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h05-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

先物は引き続き停止中。しかし高値警戒からプットは微盛り継続。イベント通過でATM~OTMプットは剥げ落ちると考えていたが、「」の当ては外れた。とりあえず「」を全返済し、三「」対応のポジションに組み替えよう。

 

2019.09.21(土)01:45 プット・レシオ・スプレッド エントリー

 

■L98-h06-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h06-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

」を全返済し、「」を新規エントリー。グリークスをマイルドにし、三「」を「」していこう。ただし」は典型的な「であることを忘れずに。

 

狙いとしては21500円を割り込む程度まで先物が反転下落の調整入りし、上昇トレンドで立ち続けてきたskewが寝てくれること。ようするにFOTMプットが最も剥げてくれれば良い。

 

」は「」の逆符号のポジションとなる。エントリーのタイミングやコツも「」の逆をやれば良い。そこら辺のウンチクは前号のレポートに書いているので興味のある方は参考にしていただければと思う。

 

実際にポジションを取ったことのある方はイメージしやすいと思うが、ハッキリ言って教科書通りの「」に、先物下落で利益が乗ることは滅多にない。売玉の損失を買玉でカバーしきれないからだ。教科書の机上の空論を信じて泣きを見た人も多いはず。(何なら教科書バックは逆符号の「」で勝てるということだ)

Lv0097【コール・バック・スプレッド|完璧なタイミングを捉えることに成功(日経8連騰)】+40,000円
今回のレポートは1909MSQの最終売買日に期先で「コール・バック・スプレッド」を組んだ……

 

1912M @-5枚 21987.00円 → 返済 21980.00円 (+4,000)

1910P21500 @-1枚 140.00円 → 返済 130.00円 (+10,000円)

今回確定損益 +14,000円

合計確定損益 +14,000円

 

2019.09.25(水)12:15 東京市場ランチタイム

 

■L98-h07-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h07-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

三「」が明けて水曜日。先物水準は変わらずレンジ内、意味のある動きはない。引き続き「」を放置しよう。

 

2019.09.27(金)21:15 欧州タイム午後

 

■L98-h08-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h08-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

金曜日のNS、欧州タイム午後。今週は日経連騰からの21500円程度まで反落と読んでいたが、高値持ち合いとなってしまった。ここまで返済する機会がなく「」は再び「」となる。

 

2019.09.30(月)14:15 東京市場午後

 

■L98-h09-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h09-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

週明け月曜日の東京市場午後。先物は動意なく推移。金曜のNYタイムに出たネガティブ材料にも反応が薄く先物の下落は進まない。この後の期末要因の先物下落に乗じ、大引けまでにポジションを返済していこう。

 

2019.09.30(月)14:55 全返済

 

■L98-h010-01日経225先物チャート/先物オプションポジション残高

■L98-h010-02日経225オプションIVスマイルカーブ/損益図ペイオフダイアグラム

 

全返済完了。先物の上昇トレンドは終わり高値22090円から21500円を割り込むまで調整しプットは剥げると考えていたが、21500円を割れることはなく、またプットも目立った剥げはない。再びその読みはハズしたようだ。結果的にこの2週間、先物水準は全く変わらなかった。

 

それでも利益が出せるのが「」。ということで一旦「」は閉じて、次のチャンスを狙っていこう。

 

1910P21500 @+2枚 132.50 → 返済 170.00円 (+75,000円)

1910P20500 @-7枚 29.86円 → 返済 28.00円 (+13,000円)

今回確定損益 +88,000円

合計確定損益 +102,000円