2018.8.7(火)15:10 エントリー
今週は7月ギリのSQ週。引けにかけて先物がレンジ高値を取ってきたので「プロテクティブ・コール」を組み始めた。
そこらへんの「教科書には書かれていない」、「ギルドの訓え」を一つ。
「プロテクティブ・コール」にとって最も有利なのは先物の下落である。教科書の解説のように先物上昇で利益が乗ることは滅多にない。「理論と実践の違い」。通常、先物が上昇すると「上げのP盛りC剥げ」となり、先物が下落すると「下げのP剥げC盛り」となるからだ。
「プロテクティブ・コール」を組んで先物が上昇した場合、先物売の損失は、剥げ上がったC買の利益では相殺できず、差し引き損益はマイナスとなるのだ。理解できない場合は「スマイルキャッチャー」で「プロテクティブ・コール」の「シミュレーション」をやってみよう。良く分かると思う。もちろんヨコヨコで取れることも滅多にない。
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よって実践的な「プロテクティブ・コール」は、基本は先物の下落とそれに伴うC盛り、または先物が現値以上に上昇するとCが盛ると思われるレンジの上限でポジションを取るのが望ましい。先物上昇もしくは下落でWIN、ヨコヨコでLOSE、「三対二の法則」。
16:35 増玉
NS寄りからC剥げスタートで追加弾。今回は20円台のOTMを買ってしっかりとベガを積む。ATMに寄せればガンマを積める。
ペイオフダイアグラムはこんな感じ。
2018.8.8(水)09:55 ポジション調整
デルタがロングに傾いてきたのでミニ22710円で1枚売りを追加し「デルタ調整」。
先物上昇の恩恵を受けるつもりならデルタヘッジは行わない方が良いのだが、先に記したように、「プロテクティブ・コール」は先物上昇で取れることは滅多にないので期待しない。先物が上昇する度に、しっかりと「ミニ売り」を追加していく。
IVはポジションを組んだ水準まで回帰してきた。
2018.8.10(金)SQ日 全返済
昨日はザラ場寄り付きで押したタイミングで返済するのが正解だった。失敗した。返済タイミングを逃すことで、ポジションはしぼんでしまい返すことができなくなってしまった。
本日はSQ値は2万2,655円で決まる。幻のSQになりそう。
まだ下落も進みそうな気もするが、金曜日ということもありこのチャンスに一旦返済しておくことにした。時間のかかった割にイマイチの利益。ポジションを取るタイミングが早すぎたし、返済も遅すぎた。もっと精進しなければ。
1809C240@12枚24.00円 → 13.00円
1809M@-9枚22635.00円 → 22445.00円
+39,000円