前号のレポートの続き。前号のレポートは「先物上昇パターン」だったが、今回は「先物下落パターン」での返済となった。「プロテクティブ・コール」についての詳細はこれまでに何度も書いてきているので今回は割愛。前号のレポートは以下のリンクからどうぞ。
それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。
2020.04.07(火)17:50 プロテクティブ・コール 欧州市場午前
たった今、「安倍首相が新型コロナウィルスでの緊急事態宣言を発令、7都府県が対象」とアナウンスが流れた。先ほど返済した「プロテクティブ・コール」(前号のレポート)をデルタ・ニュートラルで再エントリー。この後19:00から安倍首相の会見が控えている。
2020.04.08(水)09:50 東京市場午前
「魔水」の東京市場がオープン。昨晩の先物高値は19860円、ソコから1100円を超える下落となっており今のところの安値は18700円。本当に意味が分からない。
ホールド中の「プロテクティブ・コール」は前号のレポートとは異なり「先物下落パターン」でポジションに評価が乗ってきた。先物の下落に合わせてコールIV(ErisC)も急騰。合成スプレッドのデルタはショートに傾いた。
朝寄り後の先物下落の一服感とコールIV(ErisC)盛りで非常に良い返済のタイミングとなっているので、この機を逃さずに返してしまおう。
2020.04.08(水)09:55 全返済
全返済。結局マーケットは17500円~20000円の大きなレンジ内にあり、意味もなく乱高下の様相となっている。わたしはこういう相場でゴチャゴチャとやるとヤラれるタチなので、あまり頑張らずに、またタイミングを見かけたらエントリーしていこうと思う。
2004C20500 +3枚 23.00円 → 返済 8.00円 (-45,000円 )
2006M @-3枚 19396.00円 → 返済 18825.00円 (+171,000円)
今回確定損益 +126,000円
合計確定損益 +126,000円