昨晩「プロテクティブ・プット」を返済した。
今回のレポートも同じ手筋。相変わらず盛りやすく・剥げやすい「ボラティリティ・トレード」向きの環境が続いている。しかしこんな相場はいつまでも続かない。「環境の変化」には十分に注意していこう。
それではオプション・トレードの現場の様子を詳しく見ていこう。
2020.03.06(金)15:10 プロテクティブ・プット 東京市場クローズ
まず昨晩の米国株から。
ダウはまた-1000ドル級をやってしまった。
明けて東京市場も大荒れ、昨晩NS安値を割り込みランチタイムには安値20610円(-760円)まで売り込まれた。前場に前日比+14%まで盛ったプット(ErisP)は先物が安値を付けたランチタイムから剥げに転じた。
大引けのタイミングで「プロテクティブ・プット」をエントリー。
2020.03.06(金)20:55 増玉1セット
先物は3月2日の直近安値20455円を割り込んだ。現在の先物は下げ止まりIVは急騰からの剥げ。だいぶ乗り遅れてしまったが「プロテクティブ・プット」を1セット増玉。まだ盛りが浅いよりFOTM側に寄せていこう。
先週の金曜日はNYタイムにIV(ErisP)が+40%超と大爆発を起こした。今晩も再現するかもしれないのでスマイルカーブを振り返っておこう。
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— 上野原土下座ゑもん🐾ゑもんレポート/日経225オプション (@Emon201) March 2, 2020
先週の金曜日のレポートはこちら。
2020.03.07(土)00:00 NY市場オープン
先物の下落は止まらない。現在-470円の20250円。ダウ先は既に-800ドル、VIXは49ポイントに達している。
しかしさすがに残存4営業日のFOTMプットは盛らない。増玉分のP18000のストライクチョイスは完全にミスった。今日にも20000円を割る勢いだった先物は、ここにきてどうも下げ渋っている雰囲気。今日は金曜日、盛らない上にヨコヨコやリバって剥げられては困る。今日はもうポジションを落していこう。
2020.03.07(土)00:05 全返済
全返済。次のタイミングを狙っていこう。
2003M @+5枚 20494.00円 → 返済 20325.00円 (-87,000円)
2003P19000 @+2枚 93.00円 → 返済 175.00円 (+164,000円)
2003P18000 @+4枚 60.00円 → 返済 68.00円 (+32,000円)
今回確定損益 +109,000円
合計確定損益 +109,000円