2018.10.25(木)14:50 カバード・プット エントリー
昨晩、再び大幅安をやらかした米市場にならって、東京市場も「おはぎゃー」スタート。微妙に反発する局面があるも、引けにかけてDLを割り込んだ。現在‐800円ー3.6%。連日、厳しい下落が続く。
しかしIVの15分足を見ると、後場の一方的な下落にも関わらず、プットFOTMが盛らず、むしろ剥げているのがわかる。これは売り一辺倒だったマーケットが新展開を迎える示唆かもしれない。
ということでいつものアレ、お約束の「カバード・プット」をエントリー。今日のNSも目が離せない。
15:15 プット売増玉
先物大引けの1811Pの板寄せで、誰かの苦しみの買戻しであろう19枚の成り買注文。高い気配で決まりそうだったので、プット売1枚増玉。1811P195@-1枚105円、プット売増玉。1枚だけだがあなたの苦しみは受け止めた。あとはわたしが引き継ごうぞ。
あるネット証券筋によると、今日この後の値洗いが「追証」発生のピークとなりそうとのこと。オプションで大損・大勝ちのツイッター報告も増えてきた。これらは暴落末期の症状だが、一旦の底打ちとなるのか、今晩NSも脳汁に注意して冷静な視点でマーケットを見ていきたい。
今回は半導体ショックとも言われているおり注目度が上がっている、米国引け後のインテル、アマゾン、グーグルの決算発表次第でおはぎゃーもあり得る。
2018.10.26(金) 09:10 経過
東京市場寄り付き。先ほど時間外に発表されたグーグルとアマゾンの決算が悪く、ダウは時間外で+400ドルを全戻し。日経先物も昨晩NYタイムに+600円あった上げ幅を溶かし、+100円程度まで縮小してる。値動きは相変わらず非常に荒っぽい。また今日は「追証」ピークと言われており、東京市場も目が離せない。
IVも先物に連動して引き続き乱高下が継続。VIXが20ポイントを3日間下回るとショックは終息宣言と言われているが、現在のところ24ポイントと高止まりしている。
「時間的影響を排除したスマイルカーブ」では、目先の変動を非常に警戒していることがわかる。混乱の終息にはまだまだ程遠い。
ポジションはホールド。
昨日、外国人が現物と先物を大幅に売り越しているのがわかった。連日クレディスイスから鬼売りが出ているのは手口情報から既知のことだったが、現物まで大幅売り越しとは驚きだ。アベノミクス以降、上昇を続けてきたここ最近の相場は、完全に変わったと言って良いと思う。
11:35 全返済
前場に急落し昨日安値を更新していく場面ではプットは剥げていった。下げれば無条件に盛るオプションボーナス環境は和らいできたかもしれない。環境の変化時には今まで通用していたスプレッドが機能しなくなるので、バカの一つ覚え作戦はお開きにしてしっかりと適応していかなければならない。と「ギルドの訓え」。
マザーズ市場では「追証」絡みの売りにより単独で大幅に下落していく局面もあった。225先物にも売り疲れ感が出てきたように感じるザラ場だった。25MA乖離率は-8.25%と2月のVIXショックの水準に到達。
このように昨日くらいからそろそろ底打ちの材料は揃いつつあるのだがNSは如何に。
先物は昨日の安値を更新。ポジションはロングに傾いたので一旦全返済。それにしてもまたしても引っ張り過ぎた。「剥げたら仕舞」と、「ギルドの訓え」。毎度毎度のことだが猛反省……。
1812M@-8枚21295.00円 → 返済21175.00円
1811P195@-8枚97.50円 → 返済100.00円
損益合計 +76,000円
さて、タイミングを見て逆ポジションを取ろう。