今回のレポートは「プロテクティブ・プット」の「敗戦処理」がメインとなる。スプレッドを組んだ後の逃がし方などを参考していただければと思う。
2018.9.19(水)17:15 エントリー
昨日寄り付き後のザラ場安値から900円上げ続けた日経。BOJは現状維持で通過。しかし後場は一転下落し安値引けとなった。
さてNS、海外勢が今日も買ってくるかわからないがトレンドに逆らう訳にはいかない。
既に+100円高となっているがプットはまだ盛っていない。「プロテクティブ・プット」を組んだ。
2018.9.20(木)02:30 経過
昨日からあれだけ動意づいていた日経先物は、NSからパタッと動きが止まってしまった。
これは完全にハマッてしまったようだ。迂闊だった。ジリ禿げキツイ。明日は「敗戦処理」をしなければ。
14:30 解体
自民党総裁選で安倍3選が決定。一瞬100円安まで急落するもすぐにリバウンド。
プット買いを放棄。ミニ買いのみホールド。「敗戦処理」開始。
1810P215@12枚22.00円 → 17.00円
解体コスト-60,000円
16:35 デルタ増玉
NSスタート。23520L@3、ミニ買3枚追加。デルタを増玉。今晩、アベノミクス継続で素直に海外勢が買ってこなかったら降参だな。
2018.9.21(金)01:45 経過
押し目がない特徴的な欧米タイムのジリ上げパターン。海外の買いが入ってる。やはり欧米の手口は素直だ。明日のザラ場まで引っ張ってみよう。
IVは微盛り。
「解体」コストを差し引いても損益は改善してきた。
14:05 全返済
全返済。少し強引だったけど良い「敗戦処理」ができたと思う。いやモトイ。良いか悪いかはわからないが、デルタ・ニュートラルが基本のオプション取引だが、時には「デルタ勝負」が必要なときもあるのかもしれない。
それにしても上げの全盛りとは珍しい。
1812M@8枚23579.00円 → 23775.00円
+157,000円
損益合計+97,000円