日経225オプション目線の【つぶやき録】。他の期間については以下の目次ページから辿ってください。

(参考リンク)
2023.03.13(月)【03SMQ明け、先物-250円、IVヨコ】


03MSQ明け、月曜日の東京市場がクローズ。先物は-250円、スマイルカーブはヨコ、ATMのIVは16%台。期近の残存は23.75営業日、期先の残存は43.75営業日。以下は日足。
ここまで堅調だったマーケットは、先週の木曜日から反落局面に入っている。目立った材料としては金曜のNYタイム引け前にわいた以下の内容。
「SVBシリコンバレー銀行破綻、金融危機以来最大 利上げで脆弱性表面化」
今後も同様の内容のネガティブ材料があちこちで出てきそうな雰囲気だが、いまだIVは16%程度でありビビっている様子は全く感じられない。なので先物こそ高値から‐1000円してきてはいるが今後に同様のネガティブ材料がわいても、今はまだどの程度のインパクトをもってマーケットに影響を及ぼすのか判断できない。ひとまず今晩NYタイムの様子を見ていこう。
2023.03.14(火)【先物-650円、下げの全盛り×FOTMプットP剥げ】


火曜日の東京市場がクローズ。先物は-650円(-2.5%)、スマイルカーブは「下げの全盛り×FOTMプット剥げ」、ATMのIVは19%台に上昇。期近の残存は22.75営業日、期先の残存は42.75営業日。先物の下落は止まらず、IVはようやく盛ってきた。今晩NSも一段安があるのかよく観察していこう。
2023.03.15(水)【先物ヨコ、IVイベント通過で全ハゲ】


水曜日の東京市場がクローズ。先物は27000円を挟んで400円幅で往復するも結果ヨコ、スマイルカーブはCPIイベント通過により「全剥げ」、ATMのIVは17%台に低下。期近の残存は21.75営業日、期先の残存は41.75営業日。高値からここまで1500円超下落してきた先物だが、今日のところは一旦止まったようだ。今晩NSの様子もよく観察していこう。
2023.03.16(木)【先物-350円、下げの全盛り】


木曜日の東京市場がクローズ。先物は‐350円(昨晩NSに一時‐850円)、スマイルカーブは「下げの全盛り」、ATMのIVは20%台に上昇。期近の残存は20.75営業日、期先の残存は40.75営業日。以下はロイターの記事。
【クレディ・スイス、スイス中銀から最大500億フランを借り入れへ】
昨晩NSに「クレディスイスの資金繰り悪化と筆頭株主であるサウジの資本注入否定」のアナウンスが流れると先物は急落していき、一時‐850円と26000円手前まで売られた。その後に「SNBから7兆円を調達」する旨が伝わるとマーケットは反発。全く安心できない内容に思えるが、今晩NSの様子もよく観察していこう。
2023.03.20(月)【先物-310円、続下げの全盛り】




週明け月曜日の東京市場がクローズ。先物は‐310円、スマイルカーブは引き続き「下げの全盛り」、ATMのIVは20%台を維持。期近の残存は18.75営業日、期先の残存は38.75営業日。
先週あたりから「環境の変化」が見られ、先物が下げればスマイルカーブは簡単に盛り「下げの全盛り」を形成する相場付きが続いている。すでに「イージーモード」に入っていると言っていいと思う。「ギルドの訓え」のマニュアル通りに回転を効かせ、取れなくなるまで「バカの一つ覚え」で回していこう。今週水曜日の「FOMC」イベントが「環境の変化」の転換点となるかもしれないので、イベントを意識してポジションを取っていこう。
2023.03.21(火・祝)【先物+180円、IV全剥げ】


祝日取引の火曜日の東京市場がクローズ。先物は+180円、スマイルカーブは「全剥げ」、ATMのIVは18%台に低下。期近の残存は17.75営業日、期先の残存は37.75営業日。
昨晩NSには急落し26400円まで掘った先物は、その後にジワリと全戻し。開けて東京タイムのオープン後に27000円を付けたあとは動意なくヨコ。明後日に控えている大注目の「FOMC」を意識して「イベントプレイ」を行っていこう。
2023.03.22(水)【先物+370円、IV続全剥げ】


祝日明け、水曜日の東京市場がクローズ。先物は+370円、スマイルカーブは続「全剥げ」、ATMのIVは17%台に低下。期近の残存は16.75営業日、期先の残存は36.75営業日。
先物の反発が続いている。今晩NYタイム(明朝)に「FOMC」が控えているものの、IVは「全剥げ」が継続。NSのどこかのタイミングで盛ってくると思うが、この様子では盛り幅は微妙なものになりそうだ。
2023.03.23(木)【先物-40円、IV続々全剥げ】


木曜日の東京市場がクローズ。先物は-40円、スマイルカーブは続々「全剥げ」、ATMのIVは17%台を維持。期近の残存は15.75営業日、期先の残存は35.75営業日。
「FOMC」を通過したマーケットは値幅を伴って高下するも結果ほぼヨコ、IVは全剥げ。NSもよく観察していこう。
2023.03.24(金)【先物ヨコ、IVヨコ】


金曜日の東京市場がクローズ。先物はヨコ、スマイルカーブもヨコ、ATMのIVは16%台に低下。期近の残存は14.75営業日、期先の残存は34.75営業日。特筆すべき内容はナシ、引き続きNSもよく観察していこう。