日経225オプション目線の【つぶやき録】。他の期間については以下の目次ページから辿ってください。

(参考リンク)
- 2022.02.14(月)【02SQ明け、先物-650円】
- 2022.02.15(火)【先物-200円、下げの全盛り】
- 2022.02.16(水)【先物+600円、ウクライナ緊張緩和】
- 2022.02.17(木)【先物-200円、ウクライナ侵攻懸念再燃】
- 2022.02.18(金)【先物-100円、ウクライナ絡みで高下】
- 2022.02.22(火)【ウクライナ情勢悪化、先物-500円】
- 2022.02.28(月)【先物ヨコ、ウクライナ情勢で高下】
- 2022.03.01(火)【先物+360円、対ロシア制裁強化】
- 2022.03.02(水)【先物-550円、ロシア制裁強まる】
- 2022.03.03(木)【先物+250円、国連はロシア非難決議を採択】
- 2022.03.04(金)【先物-600円、ロシア軍を原発攻撃か】
- 2022.03.07(月)【03MSQ週、先物一時-1000円超】
- 2022.03.08(火)【先物一時-450円】
- 2022.03.09(水)【先物ヨコ】
- 2022.03.10(木)【03SQ最終売買日、先物+1000円】
- 2022.03.11(金)【03SQ値25457.94、先物-750円】
2022.02.14(月)【02SQ明け、先物-650円】
02SQ明け、月曜日の東京市場がクローズ。先物はウクライナ絡みで下窓を空けてオープン、〆は-650円ほど。スマイルカーブは「下げの全盛り」、ATMのIVは23%台まで上昇。期近の残存は17.75営業日、期先の残存は36.75営業日。このあと震源地となる欧州市場、そしてNY勢の反応が重要になりそうだ。よく観察していこう。
2022.02.15(火)【先物-200円、下げの全盛り】
火曜日の東京市場がクローズ。先物は-200円ほど。スマイルカーブは昨日に続き「下げの全盛り」、ATMのIVは25%台まで上昇。期近の残存は16.75営業日、期先の残存は35.75営業日。引き続き地政学リスクの高まりを受けマーケットは際どい状況。NSもよく観察していこう。
2022.02.16(水)【先物+600円、ウクライナ緊張緩和】
水曜日の東京市場がクローズ。先物は+600円ほど。スマイルカーブは全剥げ、ATMのIVは21%台まで低下。期近の残存は15.75営業日、期先の残存は34.75営業日。
昨日NSの欧州市場オープンと同時に、「演習を終えたロシア軍、順次撤収開始」との報を受けウクライナ絡みの緊張が緩和。先物は反発しIVも急低下した。しばらく様子見していこう。
2022.02.17(木)【先物-200円、ウクライナ侵攻懸念再燃】
木曜日の東京市場がクローズ。先物は-200円ほど。スマイルカーブは「下げの全盛り」、ATMのIVは23%台まで上昇。期近の残存は14.75営業日、期先の残存は33.75営業日。
昨晩NSに「ロシア軍の撤収確認できず、むしろ増強か」とNATO・米側からの報を受けウクライナ絡みの緊張が再燃。さらに東京市場後場に「新ロシア派勢力、ウクライナ政府軍から砲撃を受けたと報道」とアナウンスが流れると先物は一段安。マーケットはしばらく両陣営の情報戦に翻弄させられることになりそうだ。
2022.02.18(金)【先物-100円、ウクライナ絡みで高下】
金曜日の東京市場がクローズ。先物は結果-100円ほど。スマイルカーブは結果「下げのP剥げC盛り」っぽいが、よく分からない、ATMのIVは24%台まで上昇。期近の残存は13.75営業日、期先の残存は32.75営業日。
やはりマーケットはウクライナ関連のアナウンスに翻弄し上下。我々は翻弄されないようメンタルとおカネを温存し、とりあえず様子見姿勢が無難なところではないか。
2022.02.22(火)【ウクライナ情勢悪化、先物-500円】
火曜日の東京市場がクローズ。先物は-500円ほど。スマイルカーブは「下げの全盛り」で、ATMのIVは27%台まで上昇。期近の残存は11.75営業日、期先の残存は30.75営業日。
「ロシアがウクライナの親ロシアの東部2地域を国家として承認し平和維持軍の派遣を決定」とアナウンスが流れ、ウクライナ情勢は悪化。明日の東京市場は休場なのでカレンダー的にやりにくい。NSは休場明けのNY市場が戻ってくるが、引き続き様子見姿勢で状況を見守っていきたい。ただ先物は長期レンジの下限にいるので、もし良いタイミングに恵まれれば積極的に仕掛けていこう。
2022.02.28(月)【先物ヨコ、ウクライナ情勢で高下】
週明け月曜日の東京市場がクローズ。先物は結果ヨコ。スマイルカーブは微盛りでATMのIVは25%台。期近の残存は8.75営業日、期先の残存は27.75営業日。
+300円ほどで終わった金曜NY市場だったが、週末に出たのウクライナ絡みのアナウンスで週明け東京市場は上昇を全て溶かし下窓オープン。その後26500円を挟んだ高下。今晩NSの欧州市場・NYU市場の様子もよく観察していこう。
2022.03.01(火)【先物+360円、対ロシア制裁強化】
火曜日の東京市場がクローズ。先物は+360円、スマイルカーブは微剥げでATMのIVは23%台まで低下。期近の残存は7.75営業日、期先の残存は26.75営業日。
各国の対ロシア包囲網が着々と構築されつつあり、戦線もロシア劣勢。プーチンが核報復をちらつかせ先物が下落する場面もあったが、東京市場は結果+360円ほどで〆。このあとNSの欧州市場・NY市場もよく観察していこう。
2022.03.02(水)【先物-550円、ロシア制裁強まる】
水曜日の東京市場がクローズ。先物は-550円ほど、スマイルカーブは「下げのP剥げC盛り」からの「下げの全盛り」、ATMのIVは27%台まで上昇。期近の残存は6.75営業日、期先の残存は25.75営業日。
引き続きロシア劣勢のウクライナ情勢。ロシアのSWIFT締め出しを皮切りに、クレジット各社はロシア国内の決済システムを停止、またアップル・ナイキなどもロシア国内のサイトを閉鎖するなど制裁の波は民間企業に広がっている。このあとNSの欧州市場・NY市場もよく観察していこう。
2022.03.03(木)【先物+250円、国連はロシア非難決議を採択】
木曜日の東京市場がクローズ。先物は+250円ほど、スマイルカーブは「上げの全剥げ」、ATMのIVは24%台まで低下。期近の残存は5.75営業日、期先の残存は24.75営業日。
ウクライナ情勢の変化で先物は日替わりで上下に振らされている。今晩NSもよく見ていこう。
2022.03.04(金)【先物-600円、ロシア軍を原発攻撃か】
金曜日の東京市場がクローズ。先物は-600円ほど、スマイルカーブはV型に「下げの全盛り」、ATMのIVは30%前後まで上昇。期近の残存は4.75営業日、期先の残存は23.75営業日。
ウクライナ情勢の激化懸念から東京市場前場で先物は一時-1000円ほど。急落が起きたことで、OTMプット(ErisP)は一時+7%、OTMコール(ErisC)は一時+4%の大盛り、ATMのIVは32%超となった。残存が少ないタイミングということもあり「ボラティリティ・トレード×ガンマ・トレード」の絶好の機会となった。後場に先物は切り返して〆は-600円ほど、連れてIVも急速にしぼんだ。
相変わらず先物は日替わりで上下に振らされている。久しぶりに先物1000円クラスの下落をやったことでマーケットは高IV相場の様相となってきた。「イージーモード」へ「環境の変化」が起きつつあるかもしれない。東京市場だけハメられパターンもあるので今晩NSもよく観察し、もしチャンスがあれば仕掛けていこう。
また来週は03MSQ週、「専業メシネタ×ボラティリティ・トレード×ガンマ・トレード」を狙う良いタイミングがありそうだ。
2022.03.07(月)【03MSQ週、先物一時-1000円超】
03MSQ週、月曜日の東京市場がクローズ。先物は一時-1000円超、スマイルカーブは微盛り(は?微盛り!?)、ATMのIVは31%前後まで微上昇。期近の残存は3.75営業日、期先の残存は22.75営業日。以下は日足チャート。
書き残しておきたいことは山ほどあるのだが、所用により割愛(ああ、ちくしょう)。とりあえず日経の速報は以下。
・【速報】原油、一時130ドル突破 米の禁輸措置検討で
・【速報】日経平均、昨年来安値を下回る 原油高に懸念
・【速報】日経平均終値764円安 1年4カ月ぶり安値
03MSQ週となり少残存かつ30%超のハイボラ相場ということで、「専業メシネタ×ボラティリティ・トレード×ガンマ・トレード」を狙うには超絶最高の環境がそろっている。この後NSもチャンスがあればガッツリ仕掛けていこう(大やけどに注意)。
2022.03.08(火)【先物一時-450円】
火曜日の東京市場がクローズ。先物は-450円ほど、スマイルカーブは期近ヨコ、期先は「下げのP剥げC盛り」、ATMのIVは32%前後まで微上昇。期近の残存は2.75営業日、期先の残存は21.75営業日。
今日の日経速報は以下。
・【速報】日経平均続落、一時2万5000円割れ
・【速報】日経平均終値、2万5000円割れ 1年4カ月ぶり
コメントは昨日と同じ。この後NSもよーく観察していこう。
2022.03.09(水)【先物ヨコ】
水曜日の東京市場がクローズ。先物は結果ヨコ、スマイルカーブは期近はV字にATM剥げ、期先はヨコ、ATMのIVは29%前後まで低下。期近の残存は1.75営業日、期先の残存は20.75営業日。コメントはこれまでと同じ。この後NSもよく観察していこう。
2022.03.10(木)【03SQ最終売買日、先物+1000円】
03MSQ最終売買日、木曜日の東京市場がクローズ。先物は+1000円、スマイルカーブは期近・期先共に「上げのP盛りC剥げ」、ATMのIVは29%前後と変わらず。期近の残存は0.75営業日、期先の残存は19.75営業日。
これまでのコメントのとおり、残存1日のタイミングで+1000円という超幸運に恵まれ、「専業メシネタ×ボラティリティ・トレード×ガンマ・トレード」は年間収支に影響があるほどの場外ホームラン。マーケットではこういうことも起こる、だから日頃から準備と構えの姿勢は大切だと改めて認識。この後NS、そして明朝03MSQを見ていこう。
2022.03.11(金)【03SQ値25457.94、先物-750円】
03MSQ日、金曜日の東京市場がクローズ。03MSQ値は25457.94で決まった。先物は一時-750円、スマイルカーブは「下げのP剥げC盛り」型、ATMのIVは30%前後とほぼ変わらず。期近の残存は18.75営業日、期先の残存は39.75営業日。
マーケットは相変わらずウクライナ絡みのアナウンスで日替わり高下。来週はFOMC(+)とBOJが控えている。03MSQを通過し新限月となったがATM30%前後のハイボラ相場は来週も続きそうだ(ただし新限月となり残存が多いので少々ヤリずらいかもしれない)。NSもよく観察していこう。
それと、今日は3.11。11年前、3.11東日本大震災が起きた。その日は今日のように03MSQ日で大引け直前に事が起きた。マーケットでは何が起きる分からない。いや、何でも起こり得る。実際11年の間にも様々なパターンでマーケットに「ブラックスワン」が訪れた。自分や家族、そして命ゼニ(相場のカネは命銭)を守るためにも、1年に1回は以下のレポートに目を通しておくと良いと思う。
